ホメロス「オデュッセイア」メモ 1-2/hon
あり、ムーサによって吹き込まれた物語が作者を通じて語られる形式になっている。
オデュッセイアの物語は「In medias res」(ラテン語:事の途中から)である。それは物語が途中から語られる方法のことであり、設定や人物はフラッシュバック(進行中の物語に過去のシーンをさしはさむ)あるいはストーリーテリング(口頭による物語)によって説明される。
オデュッセウス親子を含んだ系図。

アイオロスは第十歌に登場するが、息子が六人と娘が六人である、とホメロスは記しており図とは異なる。図は神話関連サイトの情報を基にしている。カリュプソがアトラス
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