狗尾草/atsuchan69
る
曙色の空の暗みに、輝きのうかぶ宵の一点、
ハイスピードな夜明けにも況して つかの間
強烈な明るさを放つ それは、きっと死への道標//
切ない想いがノスタルジーに浸されては踊りつづける
もはや時間も空間もなく、スパークしつづける 夢、夢、夢
やがて磨がれた言葉の刃が 数多の神々さえも殺す
恐るべき子供たちが いとも簡単に星の軌道を操り、
神々に代わって永劫に世界を統治する未来へ――
遠くどこまでも婉曲した「僕」がクラベスを打ち鳴らす
シャキーラが唄う、呪われた山羊のように荒い吐息で
――れろろ れ、ろーれ、れろろ れ、ろーれ!
(そう、私たち
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