銀河鉄道の旅1/ワタナベ
、知りたく思い鈴木健司著「宮沢賢治という現象ー読みと受容への試論」という本を手にし、ジョバンニとカムパネルラのたどった銀河鉄道を、自分の足でたどってみようと思いました。
これから記すことは、鈴木健司氏の著作からの引用、紹介であり、それと自分のたどった
銀河鉄道の記録でもあります。
1、銀河鉄道の夜における銀河世界の成り立ち
「銀河鉄道」は古典的な宇宙観における、「天球面」にそって敷かれていることにその本質がある。
以下、銀河鉄道の夜(四、ケンタウル祭の夜)
ジョバンニはわれをわすれて、その星座の図に見入りました。
それはひる学校で見たあの図よりはずうっと小さかったので
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