松井浄蓮の垢を煎じて呑むべき人々へ/はらだまさる
 
くがこのポイント制について感じていることを描いてみようと思います。

 まず、最初にも描いたけど、このポイント制っていうのはものすごく政治的なシステムやなぁとは思っています。それについては、ぼくがここで具体的かつ簡単に説明するよりも、フジシロさんの『ポイントとは力であり、正義だ』を読んでいただいた方がわかり易いと思います。
 実際、このポイントだけで詩の良し悪しは計れないと思うし、ポイントの少ない作品でも、いい詩(ま、誰にそんな評価が出来るのかは疑問で、この定義も酷く曖昧なもんですけど、一応ここでは個人個人の評価として質の良い文芸作品)と云われるものがあるのは事実やと思てます。作品の読まれ方
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