松井浄蓮の垢を煎じて呑むべき人々へ/はらだまさる
 
れ方なんて十人十色で、技術的に下手でも人のこころに喰らいつくような作品もあるし、その作品が読まれる時間的な背景や、この場ならではのライヴ性(場の空気を掌握する力)とか考慮して、読み手の精神状態とか、普段ならポイントする作品やったとしても、いまは気に入らないと感じるからポイントなし、とか個人的にこの人のスタイルは嫌いとか、ポイント制にアンチな姿勢が素敵!とかいうこともあり得るので、このポイント制が正確な判断やないのは、誰にでもわかることでしょう。もし自分の与えたポイントに絶対の自信と揺るぎ無いポリシーを持って「十年後も意見は変わらない!」と云える人がいたら、ぼくはその人を信用しません。

 ただ
[次のページ]
戻る   Point(25)