うつくしい朝/瓜田タカヤ
たまに喧嘩もしてしまったりして
彼女思いきり壁に投げつけたりした
彼女が自殺したりもしたけど
その度に機械ボタン押して生かした
君を
殺させはしない
君の存在を
無くしたりはしない
君が
逃げないように
生き返る度に足首をハサミで切った
俺が死んでもいいように
自動でペースメイカーの小型の物を
君の体内にとりつけ
自動で生き返る仕組みを考えそう変えた
んで毎日殺した
んで毎日生き返した
君の皮膚を酒のつまみにしていたら
君があたしも食べろというので
何の気なしに食った
なんか違和感を感じながらも
テレビ見てたら
不自然な満腹感が腹を張
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