描くこと、書くこと、カクコト/はらだまさる
、絵とも詩ともとれるようなものをしたためては、友達に読んでもらって嬉々としていたんが思い出される。
当時のことを思い出し、少しおセンチになってそのことを悲しんだりすることはないけど、実際に描かれたものの内容や印象が変わってしまうのは事実やろう。今、こうしてここで描いてる(正確には叩いている)文字をそっくりそのまま、全て鉛筆で描き起こしてみると全く違う印象を与え得るやろうし、新たな発見もあるんとちゃうかなぁと思う。
僕はずっと手書きの文字を描いていた事もあって、手書き文字で何かを表現することが卑怯なことのように思っていた時期があり、全ての作家に平等に与えられた表現方法としての活字であっても、
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