たましいのともだち/モーヌ。
 
って 駆け出した

かれの 肌のように

白い ぴかぴかする ひかる床に はじかれて...





( 勉強しなければならない... )

ぐるりと 遠回りして

エスカレーターの 下りに 乗った

2階ほど 下の階に 着いて

正面のドアを ひらくと

ふたりほどの 人が 机に 顔を

埋めるように 勉強して いる

ひろい 講義室件教室が あった

ドアを 開けて 入ると

ぱっと 教室の 灯りは 消えて しまった

真っ暗だ... 昼間で あった はずなのに...

夜 なんだ

ここの 部屋には 窓が なかった


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