午前2時〜3時の鬱病/はじめ
 
しいったらありゃしない
 僕は殺されるシーンばっかり頭に思い浮かぶ どんな種類の薬を飲んだってこの症状は治まらない ただ贅肉に覆われて身軽な動きができなくなっていくだけだ
 僕はこの状態を詩の形態として記録しておくことにとても重要な意味があると思う 僕はこのことによって文学を追究しているように思えてならないのだ 過去の偉人達が様々な病気で苦しんでそれを芸術としていたように 僕も恐怖と絶望を文学にしようと思うのだ きっと本当に分かる人には分かることだろう 分からない人には少し誤解されるかもしれないけど
 僕は何かというと「2年」という年数に囚われているような気がするのだ これはどうしようもない
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