僕は神様/はじめ
しいよ。もしかして君、?ホモ?なのかい?…」
?ボク?の気迫に押され、正義を気取り続ける声は細々となった。?ヤツ?に追い打ちをかけるために続けて?ボク?はこう述べた。
「…もしやキミは僕が自殺する前にいた世界の常識をそのままこの世界で適用しているのじゃないのかい? …ハハハ、笑っちゃうよ。ここの世界なんかに常識とか良心とかいう馬鹿げたものが存在するはずがないだろう?
どうしてだか分かるかい? なぜならこの世界にはボクと彼女しかいないのだから。その内、真実を知っているのはボクただ一人として存在しないんだよ? その相違点に早く気がつけよ。阿呆が。
…あいにく彼女にはこれから先、教えたら面倒
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