白山羊さんからの手紙/はじめ
しまったのでこの手紙を書いた方に謝りたいんですけれど」と言った すると局員さんは「白山羊さんと黒山羊さんの話みたいですね。よろしいです。いいでしょう」と答えてくれた
僕は君宛に手紙を書いて送った まだ電話の発明されていない時代だったから 君はここから遠い国に住んでいた すると数日後に君から返事が返ってきた
そこにはこう書かれていた 「そうですか。ならしょうがないですね。宛先人は私の恋人なんです。何処をどうやったら貴方の元へ届くのか分かりませんが。わかりました。また彼に手紙を書きます。それと、私の詩のことを褒めてくれてありがとうございます。まだまだ未熟者ですが、これからも頑張って書いていこう
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