空飛ぶ機械のための習作/はらだまさる
談交じりで友達にも話すんやけど、実際ぼくはリアル・サイボーグにかなり憧れがあります。最近は少しその熱もおさまってますけど、一時期はかなり本気やった(照)。
『アンチ・オイデイプス』(ドゥルーズとガタリ)の言葉を借りたら二十世紀までの人間は、極端にゆうたら結局、戦争機械やったんやろなぁと思います。戦うための機械。戦うことをインプットされた機械。それはもう過ぎたことやし、今更どうしょうもない事実やけど、この二十一世紀に生きるぼくらが、ホンマの意味において自分達を機械なんや、って認識することに、ぼくは大きな可能性を見出しています。戦う機械を過去のものにしてしまわなアカンと思う訳です。
機械に対す
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