Golden Fertilizer(part 2)/生田 稔
上に残った動植物の死体は、乾燥した気候と太陽の熱によって炭化して、石油あるいは石炭となったのである。
この今も残る砂漠地帯に、人糞や生ごみを多量に運ぶことによって、石油を作ることができるのではないかと思う。ノアの洪水の後石油は比較的短期間で出来ていったようである。創世記をみると、ノアからさして後でない時代に生きていたアブラハムの時代にはメソポタミアのところどころにチャンの穴、つまり瀝青が地上に噴出しているところが方々にあったことが記録されている。瀝青の穴とは石油の噴出孔であるに違いない。
これらの事実を列挙しても、誰も石油の製造と直接結びつける人は少ないかもしれない。
でも私はそうは思わ
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