詩集BLUE ROSE/流希-Яuki-
 
壊へ

“削除”

人を見つける事が出来なくなった
「蚊帳の外はどっちかな」
疑問的に返しても自問自答

“削除”「しました」

「              」
「           」
「            」


空白には足りない
未来から生まれた言葉
枠外へ白く消えていく

掻き乱されながら






Blue Rose





蒼い空を背景に
独り歩き続ける
足元には踏まれた
蒼く染まった薔薇

悲しみの無い心を探して
迷い始めたのは過去
今を見失った

孤独の扉を開放する
-BLUE ROSE
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