絵描きを夢見て、詩人を目指した/雨露 流
 

彼らの絵画がそうであるように。

魂の込められた優れた作品は、言語や文化、人種、時代、その他様々な壁を越えて人々に響くのだと、私は信じる。


論点がまとまってない、そう思われるかもしれないがここに書かれたのは、私の創作活動に対する決意表明。


私は絵を描きたかった、しかし、私にはその力が無かった。
優れた絵画を鑑賞するうちに、私にはそれ以上を描くことが不可能だと知った。
それはアマデウスに対するサリエリのような絶望感。映画の中での話だが。

私は絵筆をとることを諦めた。

そして苦し紛れに詩を、いや、“連想ゲーム”を始めたのだ。
目の前にある絵画を自分の中に投
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