哲学的人間/生田 稔
 
その英語使えません」の同じき文庫本、この一週間ほどこの2冊の立ち読みに凝っている。
 つまりそんな風にしているうちになんのことなくこの文を書く羽目になったてことよ。本屋の立ち読みのあと、これまたいつものように、キリン一番絞り360ミリリットルを呑んでいたら詩の構想が湧き。その構想があまりにもつまらないので、じゃあ哲学について書こうと思いついたてこと。
 哲学は聖書の伝道者であったわたしの生活の副産物であった。家々を廻ると、どうしても聖書につまり宗教に対して哲学を出される方がかなりいて、これは哲学もやってみねばと思い立ち。
 哲学をやると宗教において堕落し、横道にそれるという意見がわが教会にも
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