「決して眠れない夜のメランコリックな散文」/朽木 裕
 
けはなく、かといってどうして変われないのか自分でももうよく分からない、死ぬくらいなら仕事やめれば?って自分だってそう思う、けど客観的にはそうでもやっぱりそんなわけにはいかないんだって事はよく分かった、こんなに不出来な人間のままで終わりたくない、そうやって変わろうともがいて苦しむうちにきっと命もなくなるんだろう、なんて、だったらいいけど結局私は生きていて「死にたい」って云い続けてる気がする、本当にこの命は死にたがりの落ち込みたがりで困る、けれど最終的にはいつも死なないのでタチが悪い、枕元に「完全自殺マニュアル」置いて寝る前に毎晩読んで、それで何か変わりましたか?死に方はどれに決めましたか?それともや
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