三匹が斬る〆 現代詩フォーラムランダム道中千人斬りの巻 其の弐百弐拾壱〜其の弐百弐拾七/熊髭b
 
き出している。きみが見えないことで、きみを描き出している。俺は、どうもきみを失調しつづけることで、自己を保とうとしているようにも思えるのだ。きみに踏みとどまることはしない。なぜだろう?



□其の弐百弐拾五

金(キム) 馬野幹  ★★☆☆☆
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幹さんの詩を読んでいて思うことは、すごく手垢がついているということだ。自分自身に。これはすごく大切なことだと思う。その手垢のつき方は、他者へと波及する。その真骨頂がこの作品に現れている。他者に自分を帯びさせる、のか、他者が自分を帯びているのか、これは
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