三匹が斬る〆 現代詩フォーラムランダム道中千人斬りの巻 其の弐百弐拾壱〜其の弐百弐拾七/熊髭b
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狭間の詩だと思う。直視することがしんどいとき(それは本当にしんどいだけではなく、見ようとしなければしんどくはならないという意味も含めて)ひとは狭間に目を向ける。物語のアクセスは、デイドリームと現実を往来し、いつの間にかデイドリームが現実に摩り替わる。そして、したり顔で座りはじめる。気がつくとふっと異空間が日常の顔をし始める。問題は、それがひやりとしたものを突きつけているか、そこに逃げ込むのか、という点が批評の対象となる。この詩の場合、ひやりとしたものはない。異次元がいつのまにか日常に同化し
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