接地のための投下/道草次郎
 
ぼくは自分自身のふせいじつに爆弾を落としたいです。

あるいは、詩を一日三十は書いてそのうちの十を投稿してしまう発作に。

俳句も、白状しましょう。ああいうのは、読みふるしの文庫版の歳時記からてきとうに季語をひろって、ちょチョイと。たしかに作っている時は楽しいですが、そこにはなんにも無い気がして、すこし、優柔が痙攣します。

朝行く前に『エール』を観ます。観ていれば、それは次が気になります。それがドラマです。だから行きの車では、『栄冠は君に輝く』や『若鷲の歌』を聴きます。そして、時々、ぷるぷると子犬みたいに泣いてしまいます。

この前はすれ違ったおばさんにその様を見られて、顔が真っ
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