10月31日雑記/道草次郎
今日は主に庭の雑事、それから農地の草刈りをした。
北信五岳は早くも雪をまとい始めている。秋風の透明さよりもその厳しさの方が身に染みるようになって来た。今のうちにしなければならない事は、早めに片付けておきたい、そんな風に思うのも季節の移ろいのせいだろうか。
畑に関しては、今年は大根を蒔かなかった。ふつう晩夏か秋口には種蒔をするものだが、今年は諸事情あって冬のさなか必ずしも収穫する手が存在するのかが不透明だった為、それを断念したのだ。それでも、玉ねぎの苗だけは植え付けようと土は拵えてある。
この辺りの地方では玉ねぎの苗の植付けは、だいたい十月下旬から十一月上旬というと
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