人間をパソコンに例えて「無」を論じる/マサヒロK
 
 前回の「人間空洞説」と同じ流れの話ですが、人間をパソコンに例えると、何かわかってくるような気もしますので、記します。
 パソコン本体があるとします。まずは本体のみで、何のアプリもソフトウェアも、周辺機器も付いていません。全くのまっさらの状態。これだけではパソコンは動きません。何かをさせるために、アプリやらソフトやらを入れます。しかしそれだけでも何もパソコンは用をなしません。入力する為のキーボードやマウスを付けます。しかしそれでも用をなしません。モニターを付けて、初めてその結果を見ることができ、作業ができます。これがいわばパソコンの基本形態です。
 これを人間に当てはめてみると、まずは脳を中枢
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