なんか、いいね、ということ/腰国改修
 
詩、と思っている文章を所謂『自称詩人』として、これまた所謂『ネット詩人』として発表している。時折、評価を頂く。私自身も感想や批評めいたことも書き込んだりする。草詩人、アマチュア詩人の戯れ。可愛いものだろう。野にあっても気高く、信じる先に狂気あり。また、『高く想い低く生きる』とはワーズワースの言葉であったか。

そんな中、何か感想なり批評なり評価を書こうと思ってもなかなか言葉にならず(この時点で詩人として、文学者として死んでいる)正直に『何か巧く説明出来ませんがとてもよい作品であると感じました』などと書いてしまう。正直者はバカを見るどころか、正直者とは愚者であり、自爆する者ではないかとまで思って
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