『書きたいことを書く人』と『自由』に関する話/腰国改修
千差万別、十人十色、人それぞれと言ってしまえばそれまでで、それが行き着くと意味が消えてしまったり、無用な争いを招いたり、巻き込まれたり。
友人で所謂鉄道オタクという人物がいて、別の人物が「俺は乗り鉄だから」というと、数分後、何故か二人はもめていた。私はもめ事がその時は嫌いだなあと思って立ち去った。
また、ある日、詩を書いているんですという小池徹平に似た後輩が「書きたいことを書く?っていうか、自己表現?まあ、結局は芸術なんて自己満足ですから」と、独り言に近い感じで、まあ、私に、多分話し掛けていたのだろう。小池徹平に似ているからまだ良いようなものの、彼がもしも六角精児に似ていたら、まあ、そ
[次のページ]
戻る 編 削 Point(2)