心の在り方/水菜
 
【あなたが、詩をかきたいのならば、 こころをかぎりなく透明にそめあげて

澄んだ思いで

そそいだあとの綺麗なくちもとで、

かぎりなく純粋な気持ちで、

そめあげた想いをかきあつめ

そのまま表出し

そのまま感応のなかうかびなさい

ああよい詩だ と、

わたしはその表出されたものを目にして

ただただ、 そうひとこと、呟くでしょう

その境地にいきついたかたしか詩的境地にはいたれない

わたしの目の先にはまだまだとおくそのようなものはみえてこないが

かぎりなく純粋な魂の表出のさき、かならず詩的境地はうかぶでしょう

ああ、よい詩だ と
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