心の在り方/水菜
と
ただひとこと呟くでしょう】
詩のことばこそ、純粋な内側の心の表出だと、そうでありたいと、私は、思っています。
だからこそ、私は、自らの内と表出することばが擦り合い、おなじになった時しか、詩として表出しようとは思えない。
詩とは、私のなかで、心のふるえをことばとして形にしたもので、それらは、淡く、破壊されやすいからこそ、心で補強する必要があると考えるからだ。
心に、あらゆる攻撃されやすい、負の感情を染みこませなくなったとき、私のなかに青い海が広がり、私は、そこで初めて、純粋なそれを自らの口にすいこむことが可能になるだろう。
それは、魂のふるえ。
そのような境地へ、いずれ辿りつきたいというのが、私の理想であり、
到達することが可能になったなら、その場で死んでしまって構わない。
私は、純粋な青い海のようなそれを、いつか口にすいこみたいという理想をみることのみで生きている。
それが、私の生きる意味だ。
ほんとうに、それだけ、だ。
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