逢いたいって気持ちはどこから
生まれてくるんだろう
南の方からは
たゆたう波ばかり
北の方からは
哀しい歌ばかり
愛は
いったいいつから
やさしい味方なんだろう
知れ ....
寝不足で
車の中で寝てしまった
倒れかけて目覚める
哀れな姿
明日のために
義理を立て
今日の自分のために
美味しい物は
隠れて
ずいぶんと
遠慮がちにしていたから
友達 ....
ある精神科医が
私は精神分析を
すべてのひとには
お勧めしません
と
ラジオで話していた
みなさん精神分析によって
善良な自分を発見したいのでしょうが
人がみんな
美しく生まれつくわ ....
「ごめんなさい」の 名刺を
わたし たくさん 持っていた
けれど
ほんとうの 「ごめんなさい」は ほんの少しだったかもしれない
それは とても かなしいこと
隣町の休 ....
人の数だけ 悲しみがあり
人の数だけ 喜びがある
涙は 喜びを覆い
笑顔は 悲しみを溶かす
喜びの数だけ 涙があり
悲しみの数だけ 笑顔がある
生きている限り
数え切れない程 ....
それは
消えてしまうことではなく
お互いが
取り残されること
よく晴れた午後の
陽だまりの中
繋がれた手と手が
雑作なく削ぎ落とされ
その
痛みのなか
見つめ合うこと
見つめ合い ....
里へは年に一度しか帰らない
その際、祖母の家へも行く
祖母の家の仏壇の上には大きな菊紋の入った額縁があって
下のこどもがあれはなんだと聞いてくる
フィリピン部隊で、 ....
詩とか詩人とか 日常では使わない
子供の頃 学校の授業で出会い
宿題にされ 宿題でもないのに
書くようになって 憧れた
同人誌に入ってみたり
小さな詩集ではあったが
喫茶店 本屋さんに ....
私が太陽になってあなたを照らしたら
あなたの後ろに
影ができるね
私が
愛しても愛しても
届かない場所がきっとある
あなたが背中を向けた時
私は
それに気づいてく
まっし ....
ら・じょるじーな
すべてのことに感謝。
ら・じょるじーな
また新しい日々をゆっくりと。
ら・じょるじーな
その響きはスパイラル。
ら・じょるじーな
口ずさむたびに笑みがこぼれ ....
夜道に影ができて
月が出ていることに気づく
私が見ている月
月も
私を見ていた
気がした
哀しい
哀しい気がしているだけ
疲れた
それは気のせいじゃないけど
自分のために
....
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月のない夜に
おっぱいは光る
月のない
そして男のいない夜にだけ
おっぱいは光る
女たちは皆それを知っているが
男たちは知らない
男たちだけが知らない秘密は
おっぱいの
奥にある ....
学習塾の広告
駆り出されたのは
あのネコ
手に持っている
あのペンシルじゃ
説得力は
ないんじゃない?
<前文>論ずるより書けとは御尤も、かと思います。論ずるのは専門外ですし、例え中傷を受けようとも毅然と書いている方が粋だと思います。ですから、此方での発言者として考えを投稿するのは一度きりにしようと思い ....
あいらびゅー
あいらびゅー
壊れたハト時計のように
あいらびゅー
あいらびゅー
君の口癖
意味なんてない?
ばっと あいらびゅー
びこーず あいらびゅー
少し不機 ....
ルーシーはたとえば
自分の名前の入ったあの有名な歌が嫌いで
ルーシーは
くそったれ
くそったれ
それが日課で
ルーシーは
やめて
やめて
言いながら空を見る
ルーシーは
ルー ....
今日もまた
直球で肋骨を通り過ぎるほど
大好きな詩に出会いましたよお母さん
もう僕は
この大好きな詩だけを胸に抱き
海へ飛び込んでしまいたい
もう僕は
僕のへんてこりんな詩たちに ....
貴方はもうそこには
居ない
貴方ははるか彼方
空の向こう
ウィスキー片手に
ベッドから這い出し
目玉焼きを作る
パンを食べる
貴方の輝く瞳を見て
悲しくなった。
涙の後は現 ....
人は自分自身の上に立って生きているような、
それなのに他人の上に堂々と上がって生きているような、
そんな感じがする。
人の眼が、カテゴライズのだと、思う。
要するに自分の置かれている道 ....
携帯電話の音で目が覚めた
体が重い
携帯電話を掴もうとしても
手の平からツルッと滑ってしまい床の上へ
落ちた携帯電話を拾おうと
重い体をなんとか動かし
ベッドから降りる
うんしょ ....
死んだかと思ったでんでん虫が
生きていて
家の壁に這っていた
脱皮したのか
少し大きくなっていた
気がした
殻のおくで
じっと
この季節を待っていたんだ
殻が壊れなくてよかっ ....
*
音楽のような
音楽のために
虹のようにきえてゆく
せつないためいきである音楽は
わたしのおとぎ話のなかで
月の光となって
踊っています
いつまでも
いつまでも
子供のこ ....
雨ばかり
雨計り
雨 ばか り
雨にぬれた自転車はかわいそう
首をまげて耐えている
でも
道のわきに捨てられた自転車は
ずっと
横倒しのままで
....
おもいでを
また
だれかに
かしてしまって
このごろ
ねむれないから
このまえの
はなしの
つづきをしようと
おもうんだけど
つづきになるのか
どうだろう
じしんない
....
紅茶を飲んで
ハチミツ入れて
サンドイッチを
ゆっくり食べる
おしゃべりして
すっきりする
リンゴ畑で
大きなリンゴ
ござを仕舞い
頭がくらくらする
時間だけが経つ
ハレ ....
ゴムまりで遊んだこと
ある?
今のゴムまりって
透明できれい
ハリがあって
つかむと気持ちいいね
こんなおっぱいだったらいいなぁ
遊びすぎたのかな
元気がない
わたし ....
一人の男が死んだ。
頭の禿げ上がった,どこにでもいるタイプの男。
でも,今までに,脳卒中を克服し,癌を克服し,次は心臓だけだと豪語していた猛者だった。
天も,流石に三本目の矢を過たなかった。
....
いちめんのおっぱい
いちめんのおっぱい
いちめんのおっぱい
いちめんのおっぱい
いちめんのおっぱい
いちめんのおっぱい
いちめんのおっぱい
かすかなるためいき
いちめんのおっぱい
....
太陽を見ていると
目が痛くなる。
太陽なんて大した事無い
と思っていた。
太陽の光は力持ち
全ての生き物の父
太陽は命の原動機
全ての雲の造り主
日向ぼっこは
気持ちがいい
....
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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
このカテゴリの作品には以前は批評を禁止していました。今後もなるべく批評は遠慮くださいますようお願いいたします。
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