この雨で
なにかが流れてしまえばいいと思う

あと4時間眠った後に
嘘のように晴れないかなと願う

季節は
この先はもっと身体をいたわれと言う


では

こころは


 ....
なまえもしらない
ちいさな
むらさきいろのはな
あしをとめて
そっとてをのばしてみる
はなしかけてみる
いそがしそうなあしおとが
ひっきりなしに
とおりすぎていく
ずかんをみれば ....
静かな夜のこの場所は
空の深さに包まれて
流れてゆくは秋の星

静かな夜のこの場所は
時の重さに包まれて
流れてゆくは秋の風

微かに響く虫の音が
今いる場所の道標
流れてゆくは秋 ....
あなたとワタシの記憶
足して
二で
割れたらいいのに。

手に手をとって
彼方へと。

二人だけの世界へ
そっと
あなたのキズアトにふれて
そっと
あなたにふれて
あなたのキズアトを
そっとつつみこんで

忘れてください。

コレは俺が持っていく
悲しいコトも
辛いコトも
全部俺が ....
牛肉と生卵は決して口にしない
レジ袋を受け取るとき罪悪感で圧し潰されそうになる
監視カメラのないところを歩きたがらない
「○○する」を「○○しる」と言うことがある
BGMでクラシックが流れてい ....
Thank god tomorrow is sunday.



日曜日でも
朝から起きて 

早く起きて セーヌのほとりを歩くの
朝靄に埋もれた塔が 少しずつ顔をだして
紺色から蒼 ....
  {ルビ武士=もののふ}の{ルビ矢並=やなみ}つくろふ{ルビ小手=こて}の上に{ルビ霰=あられ}たばしる{ルビ那須=なす}の{ルビ篠原=しのはら}

 言わずと知れた実朝の名歌。とはいえ、じつは ....
あいだ
について
よくかんがえる
わたしとだれかのあいだ
なりたいこととげんじつのあいだ
ぎゅっと
ねんどをおしこんで
かたをとることができたら
きっと
なんだかきみょうなかたち ....
気がつかないで
気がつかないで

偽の笑顔に騙されてて
見られたくない

弱った 自分
弱った 心を

見つけないで
見つけないで


でないともう笑えないよ
私に気がつか ....
おまえは

おまえの描きたいものを描けばいい

おまえ

いま自分の絵が好きか?

人の真似は人まねにしかならないんだよ

自分を否定するから苦しいんだ

何で描くことが好きに ....
田園の中をのどかに走ってきた

ツートンカラーの電車が

いきなり 都市に突入した

目新しいことではないが

一つの帰結だ


電車はそこに貼り付いて

動かない
 ....
今日

兎を一羽

ころせた

繋いでいくいのちは

薔薇の鎖よりも痛い
いつもはつけるキャンドルのランプを

きのうはつけなかった。

突然、ものすごい疲労感に襲われて、

ベッドに倒れこんだから



真っ暗闇に

亡霊がつどう



あ ....
初めての誕生日は豪華にした
ケーキにお寿司に好きなものたくさん
うれしくて うれしくて
主役よりはしゃいで 
凝りにこったパーティー
 
きょとんとするつぶらな瞳に映る
キャンドルの火
 ....
人は
たつた一つの
幻を見るために
生れてきたやうなものだ


幻はきまつて
この地平とは切り離された
はるかかなたにある


とても手で捉へることなど
できないほど隔てら ....
まいあさ
いちばんさいしょにたしかめる
まどべにころがった
こいしたち
ざらざらで
しみがあって
いびつなこいしたち
だいじょうぶ
なみうちぎわ
あのとき
あんなにきれいだった ....
 いつだって それは流行りすたりで 忘れられてしまうのだ
 多分 何年かの周期で
 誰かが 自ら 命を絶つたびに
 それこそ 今始めて それが問題になったかのように 騒ぐ

 連綿と 続 ....
野道をアヒルが腰を振り振り歩いていた
前方に蛇が長々と寝そべっている
アヒルは気味悪がって
引き返そうか
進もうかとひとしきり思案して
結局
蛇を遠回りに避けていく
重たい腰振り ....
夜を知らぬ服を着て
夜を歩けば
夜は増す



夜は触れる
夜は浮く
夜はうたう
夜は{ルビ清=す}む
生かされている理由は、いまだ分からない

けれど

僕は、生きたいと思った
セトウチジャクチョウ!虫の名前。
メソポタミア!テレビに出てる眼鏡かけた外人の名前。
トランスフォーマー!!!駅の中にある機械の名前。
ホワイトバンド!!白人音楽グループ。
ケーヒンコーギョー ....
人に認めてもらうことは、
難しい
自分に認めてもらうことは、
もっと難しい
 なぜかゴマだれがなくて

フレンチかけて、たべた

ファミリーマートのドレッシングはよく品切れ、ている。

 オフィス街の悲しさか、ひとの好みは偏って、いる。

   ゴマダレはなぜ ....
いくら季節をなぞっても
あの
雪の下から覗いた肥えた土や
畑の土手にあったネコヤナギには逢えない

まだ
畑の隅に溜池があった頃

日本は
もう
どこを歩いても犯罪に巻き込まれてし ....
とくしゃがほしいと

西日暮里のホームの
縁の下
西日の餌食となって
身悶えながら
哀願したあなたよ。

あたえましょう
あたえましょう
千載一遇のとくしゃを

あたえましょう ....
電柱にまで巻きついた朝顔を
不気味だと片付けないで

あれはね
わたしの母が
実家で育てた朝顔の分身なのよ

毎朝
たくさん咲いて
空の青と同じくらい
わたしのすきな青なの

 ....
ちぎれ飛んでゆく

ちぎれ飛んでゆく
それぞれの痛みを

誰もがみな
語りうる限りの言葉を使って
それぞれがぶっ放しあう

あらゆる方法を試みたところで
結局は
痛みを分かち合う ....
あらかた片づいてしまって
のどが渇く
コンビニの廃墟の前で
自販機ばかりが新しい


削る自分に
どこか遠くから
別の何かを削る音が降り
崩れそうに震え重なる

 ....
「私も働いています」という
言分けがほしいだけなら
迷惑だから止しなさい

有るものに飽き足らず
趣くまま進まれたら
振り回される方は堪らない

いつか
見ていなさい
わたしの波が ....
未詩・独白
タイトル 投稿者 Point 日付
4時間蒼木りん106/10/23 1:25
ちいさなアンテ606/10/23 0:04
静かな夜のこの場所はぽえむ君7*06/10/22 22:55
キオク桐野晴106/10/22 19:18
キズアト0*06/10/22 19:17
未来からの亡命者吉岡孝次106/10/22 18:11
日曜日でも、朝から起きて。[group]もも うさぎ13*06/10/22 7:41
霰、夕立A-29106/10/22 2:22
あいだアンテ406/10/22 1:33
ティア006/10/22 0:44
溢れて蒼木りん406/10/21 23:16
都市杉菜 晃5*06/10/21 21:23
いのち[group]曠野006/10/21 1:37
ただの 悪夢もも うさぎ7*06/10/20 21:13
誕生日106/10/20 17:47
恩寵の梯子杉菜 晃4*06/10/20 17:16
こいしアンテ406/10/20 3:07
逃げろ(独白)月音206/10/19 23:50
アヒル謳歌杉菜 晃9*06/10/19 21:52
ノート(43Y.10・19)[group]木立 悟206/10/19 20:51
理由智之006/10/19 16:36
授業まであと15分くらいなので(略)ピッピ6+*06/10/19 12:09
つぶやきFUBAR3*06/10/19 5:59
ドレッシング花丸ぺけ2*06/10/19 0:02
めぐる蒼木りん406/10/18 23:36
生の檻にてもしゅ1*06/10/18 22:54
青い花蒼木りん206/10/18 22:28
ちぎれ飛んでゆく大覚アキラ506/10/18 16:49
ノート(木曜日)[group]木立 悟3*06/10/18 16:25
今似見手色蒼木りん006/10/18 0:35

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【未詩・独白】いまだ詩ならざるもの あるいは独白
作者みずからが未完成であることを認めた詩作品たち
このカテゴリの作品には以前は批評を禁止していました。今後もなるべく批評は遠慮くださいますようお願いいたします。
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