Est-ce qu'un arc-en-ciel paraît?
À la nuit de ces mots?
La forme de la corolle des prochains de ....
ひと呼吸ごとに口をついて出る君の名前
まるで足の裏で触れる猫の毛のように
心地よく僕を刺激する
ひと場面ごとに脳裏をかすめ
1秒ごとに鮮やかに再形成する君の残像
まるで裸でもぐりこんだ毛 ....
二人離れた月日が鮮やかに浮かび上がる
すれ違った理由も今ならはっきりと分かる
戻れないと諦めた夜もある
幸せを手放した自分を悔やんだ
今もまだきみをこの腕に抱いたわけじゃない
だけど ....
生きてるから生きてる
なんだかどうしようもないことにぶつかっても
なんだかどうにかして過ごしてる
生きているのと死んでいないのは同じじゃないって
たぶん僕は思っていないから
....
獣たちがさわいでる
奪われたものを奪うため
あの山なみの
とても深いところで
秋の次には冬がきて
春はかならずやってきて
めぐりめぐって谷底を
ながれる夏の
水はもうなかった ....
波打ち際のよに
ゆれるわたしの境界線
あなたへと打ち寄せては
砕けて引いてゆく
この世界に終わりがあるのなら
あなたとそこで歌っていたい
切なる願いが夜空に溶けて
満天の ....
点と点を結んでも
直線にならない
揺らいだ線を描き続ける人がいた
好きだった、らしい
景色は額縁に飾られ
憶測は掠めるように
いつまでも引き摺って仕方がない
会議は思い出についての議論に ....
田舎の首長がそっくりかえっている秋
秋桜が欠伸している
歌声
【神々】は自然のために歌う
【神々】は人間が嫌いだ
が 自然は好きである
【神々】は自然のために歌う
雨
赤茶けた
ぬくもりの大地に
無言の歓声を喚げる
....
知らない事は悪くない
知ったかぶりは悪いこと
でも、あなたが私のことを知ろうとする姿は素敵ね
目頭にこびりついた
ノスタル自慰を
擦り落としたら
液晶で描かれた
瑞々しい少年は
皮肉っぽい脂身になっていた
買い置きしすぎた
ファンタ自慰を
解凍し損ねたら
活け作りのつ ....
なるべく嘘は吐きたくないんだ
綺麗な部分だけを見せていたい
完璧な人間じゃないから
恥ずかしい部分だって一つや二つある
だけど一期一会の連鎖の中で
信頼してくれる人にめぐり会うと
無性 ....
改札を抜ける。
地下通路を歩く音が響く。駅員のアナウンスが流れる。
耳を傾けるものはわずかだった。
人ごみは無関心だった。そうあろうと努めて。
息を深く吐いた。立ち止まる。
カバンを持った手 ....
昔遊んだ近所の公園からは
いつの間にか遊具が撤去されていた
鉄のスイングや回転式のジャングルジム
あの頃は怪我しながら沢山のことを学んだ
最近の子どもは公園に集まって
別々のゲームして遊 ....
雌雄同体のイルカが真冬の海にひるがえる。真冬の街はシャンシャンとしていて、朝の日差しは銀色。枝にぶら下がるさなぎは、そのあまりの銀色に目を眩ませる。ひゅうんと零気が透き通りキャンドルナイトを固体化させ ....
なぜかラッキョが無性に食べたくなって
ラッキョ探しの旅にでた
町を捨てよ、うちに隠ろう
そんな兆しに敢えて逆らってみようと
チャリで走る四谷四丁目交差点
ふと見上げれば鷲ならぬ天使の舞い ....
水中を潜る義眼の雷魚
日の光が体内に伝わり
何億もの細胞が
反応を拒絶し
汚れた尾鰭を照らす
昼下がりの交信の音波を
察知し
その音で会話を始める
....
いつもどおり
あたりまえ に
きれいに片付いており
業務 は滞りなく
流れる
あたり一面散らかって
業務 が行き詰るとき
ようやく わかる
だれかの 不在 を
いともたやすく ....
深夜油断していると俎板から活きのいい包丁ぬるりすべり落ち 足にあたって跳ねた 動脈に小さな裂け目がどくどく血を吐きだし タオルできつく縛ったが床上浸水のごとく出血はひろがり 光彩ゆたかな湖になり くる ....
傷つくほどに
人生の痛みを知り裏側を知り人に優しくなれる
傷ついた人は不運だったわけじゃない
より多くの哀しみを知ってしまった人なのだ
そういう人の人生こそ
本当の人生ではないだろうか
落ちていくとはいつでも一方向である
僕らはそれでも迷い続けているのだ
ひっくり返せない砂時計の中で
僕らは底を探しながら落ち続けているだけだ
いつかは底に着くだろう
それが望むものじゃなかっ ....
ここまで 好きになるなんて
思ってもみなかった
あたしらくらいの年齢によくある
《恋に恋してる》
状態だろうと
たかをくくってた
だけど ちゃうかったね
....
吸いかけのタバコを灰皿に残したまま
別のタバコに火を点けてしまう
もう何杯目かは
忘れた
三半規管がサボりだして
その加速が止められないまま
もう上手く歩けるような気がしない
別に酔 ....
最後に
風が吹くところはどこだ
視界を扇にして乗せる水平は
歩数の速度で揚力にやられr
あがったままの目蓋も
知らぬうちに寸断されているという
たとえば心音
これは事故だ
....
081008
ちょっとものたりないんだよね
くうかんのちからが
たりないんだよ
気短な君が
でんぐり返しをする旅に
僕たちの家計は
火の車 ....
答えはノーです。
返事もノーです。
信じられようが信じられまいが、そんな事はどっちでも構いませんのです。
答えはイエスです。
聞かれるまでもなくイエスです。
信じられようが信じられまいが ....
君を愛するということ
手を開いてあげること
朝早く起きてみること
眩しさに目覚めること
目覚めればすべては真っ白で
君も真っ白で透き通るように
笑った、君が笑うと僕も笑う
そして ....
眠れない夜
布団の中
モンモン
眠れない夜
夜風に当たる
ヒュウヒュウ
眠れない夜
枕投げつける
バサバサ
眠れない夜
飯を喰う
ガツガツ
眠れない夜
メール ....
見知らぬ少女
素敵に涙を流して
「私を愛して」
と叫ぶ
激しい雨の中
冷静過ぎる頭が
鼓動の数を数えている
早くなる朝が
ゆっくりと通り過ぎる夜を見送って ....
少し甲高い おさないその声を
目を細めて 懐かしむ人がいて
はじめて
失われることに気づく
風はとどめてはおけないから
目を細めて 懐かしむ人に
自分を重ね 手を重ね
それでも 吹 ....
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