焦げ臭い匂いだけが

この地に残した功績だ

灰は海に流され

やさしい言葉の一つも

言わなかったし

知らなかった

三日後には跡形もなく

車体も車輪も匂いも

 ....
月曜日 燃えるゴミ 
3年前の涙を捨てた もうカサカサに乾いていたから

火曜日 プラスチックゴミ
2年前の思い出を捨てた すっかり色あせてしまったから

水曜日 ビンカン 
敏感過ぎる ....
夜になればきっと 逢いに行けるだろう
いつもの帰り道 少しだけ早く歩くよ

夜になればきっと 逢いにいけるだろう
いつもの曲がり角 見つけた近道から

キミへのカケラを拾い集めてつなぎ合わ ....
制作方法について:(イダヅカマコト氏による説明を引用)
http://po-m.com/forum/myframe.php?hid=2620
2008年10月13日に秩父・ポエトリーカフェ武甲書 ....
棘の道はいくつも続き

安穏とした日々はもはやない

暗い夜道に森は立ちはだかり

恋人と生き別れる

光だったあなたは

今やあたしを悩ませる罠

振り返らないと決めても
 ....
 こびりついた塊
 夜更けに通りすぎる重いイメージ
 まな板の鯉
 振り降りてくる

 刹那
 
 すべてがフリーズする


 冴え渡る秋の空のそれ

 明日への扉は望まな ....
{画像=081015022910.jpg}

フィルムが入ってないカメラはいい。
いっぱい撮れるからいい。
ローライフレックスタイプという二眼レフカメラは
磨りガラスに画像を結んで逆さまに写 ....
風がかたく
薄く鋭くなってゆき
それは南中する空のもと
形を変える猫の瞳に似ている
かれらの前には何人も
内に埋めた空しさを寂しさをゆがみを
誤魔化すことは叶わない
より一層 ....
地下にある本屋
立ち読みした雑誌
一枚の写真
そっと感性の膜を開いて
アフリカの荒野を
胸に差し入れてくれた

ピンクのフラミンゴ
湖を染めている
見たことのない風景
フラミンゴの ....
四季の便りは
君との別れ

月は照らす
頬の雫を

解けないものは
君との間に

秋の夜は
ある日の静けさ
ゆらゆらと

幸せが蝋燭に灯る

仄かな温もりが カーテン越しの夕陽のよう

もっと もっと
そんなんじゃあ腹が減る

四ヶ月後
耐えきれなくなり

新聞紙にその蝋燭を近付ける ....
月曜日
猫のくつを借りたから
塀の上で昼寝ができました
おっこちないで夢が見れたんだ

火曜日
シマウマの上着を借りたから
横断歩道とともだちになれたよ
ぼくらふたごだって誓いをたてた ....
in the air

ずっと夜を見つめていた

 ぶれていたフレーム

 一瞬 確かになる 

 周波が一致した

 旅に出ることができるのだ。

 「ツカンダモ ....
「いつも考えてるよ」

「仕事中は考えれない」

好きだから

矛盾ばっか気になる

問いつめたりはしない

結局はどっちもなんだ

って、なんとなくわかるから
 ....
いつもの河川敷を歩いていたら
昨日まで咲いていたコスモスが枯れていた
僕は君にそう言われるまで
コスモスが咲いていたことさえ気付かなかった

何の気なしに繋いだ君の手は
思っていたよりずっ ....
ふたしかな水を生きて
行方のどこにも底がない


くうかんを蹴りあげて
足音を確かめる
ひかりは、
柔らかくかげを踏んで
どこか遠い国になった。



どこまでも水。
ぼく ....
手の届く範囲で
窓を開ける
遠くなった人のことを思いながら
一日を傾ける

窓枠には白い花と
手紙を添えた
白猫が通りすがりに連れて行ってくれる
そんな風景を完成させるため


 ....
{引用=制作方法について:
2008年10月13日に秩父・ポエトリーカフェ武甲書店にて行った秩父お散歩ツアー&ポエトリーワークショップにて制作。
参加者がそれぞれ持参した写真2枚と今村知晃さんの朗 ....
{引用=
制作方法について:
2008年10月13日に秩父・ポエトリーカフェ武甲書店にて行った秩父お散歩ツアー&ポエトリーワークショップにて制作。リーダーイダヅカマコト。
参加者がそれぞれ持参し ....
だれかに渡した
忘れたいことば
ところで迷子の
君はだれなの


たどたどしいこと言うときに
間近で近づいて
チ カ ヅ イ テ
力になりたくてと
うそをついている
 ....
ぽろんぽろん
慣れない手つきで 今朝部屋にやってきたばかりの
ギターをかき鳴らしてみる

ぽつぽつ
 窓の外をつたう滴に いつの間にか降りはじめていた
 雨の和音に耳を澄ます

ぽくぽ ....
marry meは言えないさ

僕らがいくら小さいからって
何でもできるわけじゃない

marry meは言えないさ

言えるのはきっと
大人の世界でちやほやされた
イチブのコド ....
夢をのせて
どこへ行くの
飛行船で
宇宙に行くの
手をはなした
風船のように
一直線に上る

苦しみを乗り越えて
耐え忍ぶ
極楽に行けるように
善を行なう

毎日努力をする
 ....
雨よ降れ
ざんざん降れ
と、こいねがう村がある


たった
ひとつぶの雨だれにも
没してしまいそうな
舟がある



 めぐみや恐れや
 あれこれは

 ありえぬ ....
満たされると壊したくなる
壊されると守りたくなる

苦しんで苦しんで苦しんで
誰か助けてって
いるはずもない"誰か"をいつも探していたのに

やっと手に入れた幸せを
 ....
金木犀は雨を連れてくる。
別れは突然に訪れる。
幸福は髪の長い球体であると、
そんな話を聞いたことがある。
見つけてすぐに捕まえなくては転がって見えなくなると。
そんな話を信じていた私が愚か ....
立ち上る煙を見ると
その先に魂を探してしまう
人ひとり死んだのに
山は頬を染め始め
わたしは焼き芋を食らう

パチパチ、と鳴る
時を刻むより不規則で
ずっと我慢していた拍手を
本当は ....
とりあえずをやり過ごして
それとなく聞いてみる
そっぽを向いたままのあの花の行方を

君の声を待つあいだ
少しだけ眺めてたのは電線のない空

限りある時間の中で
限りなく近付いて行 ....
此処はこぼれた部屋
此処では逸脱の可否を問わない
傀儡師の指先に委ねられたのは
あの誰もが誉めそやす
純粋さで出来たガラス玉の行方
忘れられた時間も眠らずに
今も冴え冴えと運動を止めないで ....
   

  


 頭から血を流して
 倒れていた
 浮浪者が
 男に頭を蹴り上げられていた
 もう前から何度も
 繰り返されていた
 男の後ろ足は
 後ろに大きく反り返った ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
雷魚の世界 ⑥crowd108/10/15 12:32
【ごみの日】つむじまがり7*08/10/15 11:09
砂時計BOOKEN...008/10/15 10:42
線路わきの子供とパフォーマーの体温〜ワークショップin武甲書 ...[group]銀猫6*08/10/15 9:52
棘の道yoyo208/10/15 5:52
切断山崎 風雅208/10/15 3:52
カシャ・カシャ・カメラ[group]beebee15*08/10/15 2:27
徒然 十二鎖骨408/10/15 2:18
生きるを切り取る[group]木屋 亞万2*08/10/15 2:02
ark-ey...008/10/15 0:37
紙一重高橋魚008/10/15 0:27
カメレオン曜日poco5*08/10/15 0:00
血流qipy008/10/14 23:57
むじゅんみなた008/10/14 23:14
冷凍保存1486 1...4*08/10/14 22:27
生き抜くために死んでいる/きんいろの森/きんいろの波石田 圭太3508/10/14 22:25
落ちる霜天1208/10/14 22:23
ロックと無表情な猫から始まったイメージ〜ワークショップin武 ...[group]落合朱美708/10/14 22:10
猫と折れた傘から始まった試み 〜武甲書店におけるワークショッ ...[group]白糸雅樹708/10/14 21:51
reflecting telescopeあすくれかお...1*08/10/14 21:12
ぽ○ぽ○もこもこわた...2*08/10/14 20:41
コドモノセカイ。セルフレーム108/10/14 20:00
帰依ペポパンプ5*08/10/14 18:57
笑顔千波 一也7*08/10/14 18:40
幸福のテリトリー真琴1*08/10/14 17:18
『金木犀』東雲 李葉1*08/10/14 16:27
焚き火小原あき20*08/10/14 15:36
足アトすら残さずにBOOKEN...208/10/14 14:16
こぼれた部屋HTNYSH...208/10/14 13:15
焼却炉カンチェルス...508/10/14 12:41

Home 戻る 最新へ 次へ
3964 3965 3966 3967 3968 3969 3970 3971 3972 3973 3974 3975 3976 3977 3978 3979 3980 3981 3982 3983 3984 3985 3986 3987 3988 3989 3990 3991 3992 3993 3994 3995 3996 3997 3998 3999 4000 4001 4002 4003 4004 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.16sec.