徹夜でブドウ糖を齧りながら野球やりに行こうぜ磯野
安全な樹脂の開発を今すぐに止めて野球やりに行こうぜ磯野
素肌の潤いを保つ液体を路上に撒き散らしながら野球やりに行こうぜ磯野
出生の記録を保管して ....
角を曲がってすぐの駄菓子屋がいつのまにか潰れていた。
代わりにそこは近くのファミレスの駐車場に落ち着いた。
お爺ちゃんが一人で住んでた築50年の家が無くなった。
代わりにそこは時間制の小ぢんまり ....
吐こうとした言葉はすべて懐に隠して、手元で何度となく弄んできたようなものばかりを並べて、それを予防線と呼ぶことにしてなんだか満足した、申し訳なさを匂わせるみたいに段階的に光度を落として ....
「あの空」
ピンクのかわいい空。好きなんだぁ・・
「今」
想ってる人がいます☆
「海」
地球上をつなぐ水の溜まり場。いろんな生物を育む原点
「えさ」
いとしいお仔^^
「オー ....
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大好きな色や音に包まれて眠っていたい
内なる声に耳を澄ませ
何かをつかんだ
からだのなかの、おと。
しょ ....
お昼休みはグラビアを見つめながら咀嚼されるおにぎりは具。
飯粒に飯粒に具。具に飯粒に具。飯粒に海苔。除化される具。
マイナスイオンに抉(えぐ)られる頭皮は激戦を続け。僅か
25年余りの損傷。抵抗 ....
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解釈を越えて存在するもの
人に評価されることを拒絶する
見られること
それ自身も拒絶したい
自分は自分であり自分でありつづける
その完全なる ....
窓辺で枯れた観葉植物
一滴の涙とやさしい吐息でよみがえるのならば
枯らすことなどなかったのに
どうして気づけなかった
日に日に干乾びていくその姿
気づいたときにはカラカラで
ミイラみた ....
汗臭い蟻が 判然としない表情を浮かべ西に向かう
疲れているんだ
それは無意識
歩いているようで 実は新幹線に乗っているようなスピードで
毎日を駆けている
降車出来ない新幹線の小窓 ....
かんけいが深くなるたびに
こわれていく音がしました
それはそれは痛かった
私はかんかくなんて、わすれてしまうけれど
ちいさな目がはれいて そっと気づいた
泣い ....
皆が笑顔で集う
不思議な海の中心で
貝のこころを開いて
歓びを分け合うのも自分
ふいに人と話せなくなり
深海の暗闇で
貝のこころを固く閉じ
独りきりになっているのも自分
....
大ジャンプ
のちに失踪
世界の終わりに
チョコレートが
食べたい
消えてしまうなら
未来へと
何にもいらない
心だって
置き去りにしたい
見えないも ....
お前はしたい
腹を見せ
くたばっている蝉よ
日中に繰り広げた
小鳥とのマッチレースの果てがこれか
二度三度啄ばまれ
それでも振り切った翅が
今は夜露を積もらせる
た ....
当たりもしない宝くじを買う
予想通りはずれて事も無く毎日は過ぎていく
夢を見る
叶えるだけの気力も覚悟も無く無意識のうちに忘れていく
歳をとる
だんだんと自分の現在地がわかってくる
....
1たす1は2ではない
君と私を足すと100万馬力
怖いものなんてないんだ
私の心はダイアモンド
少しくらいでは傷つかない
君を照らすよ
綺麗に磨いて君を迎えるから
一緒に行こう
どこま ....
簡単なことはいつだって後回し
ポテトはほうれん草を食べてからだし
生物は数学の後にやる
ところが二人になるとそうはいかない
楽しいことで満たさないといけない気がして
嫌な ....
土曜日の夜は飲みにいく相手がいるほうがいいとか
日曜日は家でぼーっとしていてはいけないとか
この年になったら定職についてないとまずいとか
乾杯のときくらいビールが飲めなくてはいけない ....
胸を揉むと
部屋に反発した
ひびきは女だった
僕はわからせられた
揉む 揉みしだいていく彼女
怒鳴り散らした夜にそっと言われた
女なのはあなたなのだと
男だ僕はと響かせた
彼女 ....
美術館とかで
ガラスケースに入れられたり
「触らないで下さい」って
貼り紙の隣に置かれちゃってるアイツらさ
ナイフにフォーク
スプーンにお皿エトセトラ エトセトラ
一体そんなところで何やっ ....
街をどんより暗くする
雲の天井が
明るい太陽を隠してる
まるで私の心みたい
ねぇ 雲さん
いじわるしないで
出したげて?
元気になれるお守りを
ここ二、三日
左手が肩口から固まって
Qの形で落ち着かない
机で眠る
危うく落ちて
急激に浮かび上がると
肩の周囲が一メートルほど病んでいる
そこの辺りがやっかいに絡んでいて
虫の ....
お前は
晴れた空のもとに居た
晴れた空のもとに居て
果てしなく涙を流していた
生きてることが嬉しい、馬鹿みたいだけど
お前は言葉を詰まらせながらそうつぶやいた
神の不在を信 ....
イチョウの木々をくぐりぬけ
暗く乾いた食堂に集まるのは
ヤクザ
インテリ
ろくでなし
ブンヤに
ニート
詩人
音楽家
革命家
小説家
etc.
彼らは互いに値踏みし合っている
....
アイラブユーが、上手く言えない。
愛してるにいたっては、言えない。
彼女は、ニューヨークに旅立って、大きくなって、もう、きっと帰ってこない。
私は小鳥になりたかったし、代々木アニメーショ ....
冬眠 の猿
の尻尾 の
揺れてる
木のうろ の口
(猿は冬眠しません、ええ、わかってます、、しないんですけど、、、)
手首の傷は癒せたとしても
こころの傷は癒せない
ずきずきと痛むこころの古傷は
まるで親知らずの発する悲鳴のようで
嘆いているわけじゃない
こんな季節の溜め息は
寝付けない台所の ....
気持ちの逆恨みになったどうでもいいうざいが
どうして忘却放射ばっかりをせがむかわかるか
どんどん遠ざかっていって途方もなくなんでもない地点で
土の味を確かめたいからではないのか
そして ....
この世の中の
99ぱーせんとは
まったく可笑しな冗談でできている
のであ〜る
からして
かつて古の先人が
「目には目をっ・・・!」
と言ったように
吾輩は ....
猫がぴたりと足を止め
こちらを睨み付ける
近付こうと歩み寄れば
どこかへ走り去る
強風に攫われた葉は
コンクリートの上で何を思う
拾い上げ土に還そうと歩み寄れば
自らの意志で歩き ....
海岸線の弧が抉る
砂浜に埋まっている
息を
ひきとったはずの感傷が濃度を上げて
臭う潮風を
追放したい
繋がった手の
甲の皮膚から
繋がった肩に
鎮座するわたしの
頭 ....
3944 3945 3946 3947 3948 3949 3950 3951 3952 3953 3954 3955 3956 3957 3958 3959 3960 3961 3962 3963 3964 3965 3966 3967 3968 3969 3970 3971 3972 3973 3974 3975 3976 3977 3978 3979 3980 3981 3982 3983 3984
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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