ちょっと待って


なんとかレンジャーさん

なんとかマンさん


その怪獣、倒しちゃうの?


{引用=
カイジュウハ

タオサレタアト

ドコヘイクノ?


 ....
すっかり日が落ちるのが早くなった冬のある日
フレックスタイムで足早に職場を後にする
駐車場から見上げた薄暗い空に浮かぶ夕陽
そんな何気ない景色を詩に書き留めよう

奇跡と呼ぶには少し大袈裟で ....
とぐろを巻くの 私は蛇よ
くだらない蛙たちは丸呑みにしちゃうの
飛んで逃げなさい はやく走って
タバコを吸うわ 煙がすきよ
かわいい箱のタバコがお気に入りよ
しっぽでマッチを上手にするの
 ....
恋の終わりを見たのです
傷ついた牝鹿が打ち震え 月夜のインディゴブルーにか弱い叫びが木霊しました

私は牝鹿の隣で 飲めもしないブランディが琥珀にたゆたって月を模し 星空の端でぽっかりと暗い闇に ....
プラスで
廃品の
螺子を外して
新しい文明を浮かべている
叔父の頭の
螺子は外れて
いるけれど
ずんぐりとした小さな背中、
埋没させる金属に
持ち寄られた期待に添いたい、優しい、
 ....
どこへいけというのか
今日突然告げられたんだ

来春にはこの病棟はなくなります
医療保険であれば入院可能
ですが、
リハビリは受けられません

ナンデ

特老か
どこか
どうさ ....
冷え込んだ風が鳴いていると思ったら
微かだけど雪が混じっていたんだね

昨夜見た夢の中で
君は幼い頃の髪形で
何度か見た笑顔を向けて
優しく手を繋いでくれていた

懐かしい風景に囲まれ ....
だれに愛されるわけでもなく 
だれを愛するわけでもない
 
あなたはあなたのままでいて 
わたしはわたしのままでいる 


独り歩くということの 
ゆき場も見えぬ哀しみの 
 ....
彼はまだわたしと
常夏にいる
半年の後には
都会に戻るだろうと云っていた彼がだ
確かに
都会に帰っていた時期もあった
度々帰っているとも云える
けれども
四年経った今でも
彼はまだわ ....
ああ、そうであったと
気付いたのは多分もっと前で
どうしてだかいつの間にかに
あの人の優しげな微笑を
自分のだけにしてしまいたいと
思ってしまっている

嫉妬なんて馬鹿げていると
理解 ....
まるまっこいカラッパ体型の蟹は
食べられなくなければ
食べられるのだろうか
毒なんて毒でさえなければ

自前のものなのか
エサからせっせと貯めこんだものなのか
こまやかな食物連鎖の中を
 ....
求められないdevotion 
キスと抱擁は公平にばらまかれてゆく
やわらかな穂先にさえ傷つけられる脆さ
夜は途方もなく暗く 暗く 冷たい
それでも 探しつづけている           ....
冬の車道にぼくは蝉をみつける
暖房を効かせたひろい町のどこかで

あの子がすきな作家の本を
ぼくは読まないけれどたくさん持ってる

早朝につんとした風が耳を抜ける
まぶしさに目を塞げるな ....
「この病室は、眺めがいいねぇ・・・」 

ガラス越し
輝く太陽の下に広がる 
パノラマの海 

ベッドの上で点滴に繋がれて 
胸の痛みに悶えながら 
なんとか作り笑いをする祖母をよそに ....
記憶に残る全てに
変わる中にある土色の乾いた水
振り返っても顔は見えずに
嘆いた
見覚えも無いすの姿には
消えかけた手の感触すら残せない
明日の欠片は影すら映らない
溜息に感じる寒い赤色 ....
僕には何も見えていない

    ちくしょう   ちくしょう

   ちくしょう     あああ  あー



       もう凄え虹が見えてんだ    うぜえ   うぜえくらい凄え ....
生きてるのかな、この花
どうなんかな、生きてるのかな、この人

肩をゆすると花は俺を睨みかえしたが
恥ずかしそうに向こうに行ってしまった

向こうの車両もその先の車両も女性専用だというのに ....
笑った声 怒った声
泣いている声 愛す声

すべてが耳に渦を巻く夜
波の静かな真白い海が
月明かりに照らされて
ぼんやり浮かぶあなたの顔が 響きが 音色が
海の底までこだます ....
練炭の透明なガスの匂い

寒い空が風のように

つかみどころなく暖まる


定食屋は悲しい

女を食わす

このオレが悲しいのだ


練炭の透明なガスの匂い

寒い空が ....
夕暮れのグラデーション 残して
空はだんだんと 星を宿していく
ぼんやりとかすむ 空の色
ぼんやりとにじむ 涙一粒

想いは伝えられないまま
時の迷路に迷い込み
そのカタチを失くしていく ....
かたことと カタコトと
一足早い 足音がする
かたことと カタコトと
私の後を ついてくる
かたことと カタコトと
哀しげな笑いをふりまいて
かたことと カタコトと
一足早い 足音がする ....
いつも見ていたまるみ
目の前にくっきりとした円
そしてひとり人や心を求めて君は
手をのばした わだかまった体から
空の向こうへと 指先をのばしていく

行くほどに回りで
雲たちがたくらむ ....
何かすごくマトモな話をしたような気がするんだけど忘れた。
大事なことって大事なときにはたいてい出てこない。

その後の行く末はどうなったのだろうか。
まあいつかアイツが話し出すまで放っておけば ....
私が差すと、陰るのよね

残念だわ、本当に


彼、私のエコヒイキよ

歌がね

歌だけよ


夢も希望も絶望も、みんな含めたものがね
終わるのよ

変わらない愛がね
 ....
毎朝、
米とともに炊きあがる不満
届がこの時間でも受理されることを
無能な君は知らないでいる
満足ですか
痛みと快楽に身を委ね
麻痺していって
満足ですか
ちゃんと身体は覚えていますよ
存在が耐えられない程軽いのは
そのせいです
やがて死が現世とその身をわかつまで
続くでしょう ....
PC画面の暗闇で 
林檎が独り 
浮かんでいる 

紅い皮の傷口から 
白い肌を晒しながら 

( 昔々、楽園にいた 
( アダムとイヴを誘惑した 
( 私は紅い林檎です  

 ....
咳がふたつ
階段を上ってきた
夜の真ん中で
ぽつり
行き場を失ったそれは
猫の眠りさえ奪わず
突き当たった扉の
その向こうで
遠慮がちに消えていく
八十年余りを働いた生命 ....
 行きなさい
 母親は決して言わないけれど
 そういって僕らを産み落としてきたんだ

 父と母の歩いた道はとても歩きやすく
 踏み固められていたのは
 同じように生きていて欲しいから
 ....
君は週末になると
青い袋を提げて帰ってくる

シャワーを浴びて髪を乾かして
喉を鳴らしながら
何かを美味そうに飲み干すと
ふやけた足裏をぺたぺた言わせ
青い袋から取り出したのは
200 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
正義の見方0*08/11/18 23:52
早帰りの詩1486 1...4*08/11/18 23:30
IKASAMADJシャック...108/11/18 22:47
月模しブランディ宵色008/11/18 22:31
この螺子は叫びながら伊月りさ5*08/11/18 22:27
彷徨う草野大悟008/11/18 22:23
みぞれ空を見上げて松本 卓也008/11/18 22:22
大輪かがりわら14*08/11/18 20:49
常夏よしおかさく...5*08/11/18 19:48
近影笹子ゆら1*08/11/18 19:25
食べられないスベスベマンジュウガニ海里208/11/18 18:54
深夜、Barカウンターにて〜ぽえとりー劇場おーるすたーず〜 はっとりごう...208/11/18 18:52
She's cryingアオゾラ誤爆408/11/18 18:49
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