とりとめのない
思考と
アスファルトの固さ
ふみしめると
わたし、強くなれるかな
求めすぎていて
この空に
目に見えるだけの、青に
この広い空で
はばたいてみたい
なんて、ね
 ....
手向ける人は影も無くし
寄り添う人は飛沫をあげて沈みゆく
咲いてる花は色もとりどり
生きてるように揺らめき蠢き
私はまた呼吸もなく見つめている空
冷たい雨が
人たちを遠ざけ近付け
淡い熱 ....
滴り落ちる鍾乳石の響きのように 光は触れ、惑わす
耳を澄まし気付くまえに 耳を澄ますよう気付かせる
それがやって来たとき 
わたしたちのつたないじゃれあいを
ペテュニアやら杏、ソシュールやらで ....
やさしくなりたいよね
人の痛みがわかる人に
でも
欲望はきりがないから
苦悩しちゃうよね
妄想するんだよね


強くなりたいよね
何事にも真っ向勝負の人に
でも
壊れちゃうから
 ....
温かい雨がしとしと、と
無機質をかき消すように降っている

白いはずの朝は
目覚めることをしぶり
わたしと一緒で毛布にくるまったまま
息を数えている


愛しさ それは夢と現実の狭間 ....
緑は異なる緑に侵され

世界は二つの緑に包まれる

緑は黒に蹂躙され

黒は赤に染められる

赤を散らして光が減ると

対立する黒は耐えられず

世界は透明になる

そ ....
誰にも見てもらえない

哀れなピエロ



疲れた表情を見せるのは

あの人から優しい言葉をかけてもらいたいから



ため息をつくのは

あの人に振り向いてもらいたいから ....
どうしよう

あたし今

無性に貴方に逢いたい
忙しい毎日
あちらこちらから
声がかかる
欠席する

雨が降る
新聞を読む
サラリーマン
太った男

笑顔にも
タイミングがある
着飾る女
年末の挨拶
向かった先には黒い斑点があって
逃げた先には枠だけの四角が羅列している
グレーの物体が地面に落ちたから無意識にそれを拾いあげて日常の生活にもどる
靴の先っぽが内側に向いているのはアルコールがまわ ....
シアワセと悲しみは表裏一体だ

それでもそのどちらかを選んで行かなければならないんだ

それが鼻先をかすめるやわらかい風を感じたとしても

綻びは出始めてる
それがどこに行くのかは分から ....
今年も背中を見せる
あなたの上着の裾を つまんでみる
皆 走っているからね
この子とふたり 取り残されているみたいでね
寂しくってね

私の指の小さなダイヤモンドが
電飾と歌を歌っている ....
言葉がどんどん
自分を裏切って
荒野で
一人ぼっち

ぽつんと
足をかかえて
待っていてくれた言葉だけを
つかんで
抱きしめろ
  映し合う
  水の背にふれる
  ひとは
  いつくしむ



  貶める
  それだけで足りず
  殴り
  銃で撃つ



  いきものはしぬもの
  ....
きみは少し気付いていた。

もう、あたしがきみに恋してないことを。





久しぶりに部屋にやってきたきみは





うちの壁に飾る

シャツや写真や手紙とか

 ....
田舎の冬の晴れた日
窓の向こうから

胎児の声が
導管を流れる水の音が
聞こえてくる
優しい陽に植物は色付く
役所勤めの男があくび、をしている

ひどく美しい
ひどく静かだ
緊張 ....
  瑞々しさ

 かじかむ
 手があれは
 「かがやく町だったと言った
  なにごともない町並み
  を抜けてゆるやかに
  傾ぎながら地下鉄は春の
  空へ。出る駅前はぐるりといたる ....
?                       ?

いつだって馴れないんだ         駅を降りて
麻痺していく            牛飯屋に入って
フェイドアウトしていく感覚     ....
暮れる山際を 今一度あたためて
きみの羽音がやってくる
ぼくの傍らの くろぐろとした草のかげに

あしもとの 見えない流れを聴きながら
ぼくも羽を震わせてみよう
この盆地の細長い空にかわる ....
過去にどんな人がいただろうか

過去にどんなことがあったのだろうか

そんなことは知らない

知りたくもない

ただ ユメを見ている

狂っていても

それが 今で ....
屑かごに捨てられた屑というもの
笑顔だったりする

捨てられても
笑っている

シワがよって
泣いているように見える笑顔

泣いているように見える
わたしの心

資源ごみは
 ....
欠点はね、
やさしく撫でられたら
十分なのです

無理をして語らないでください

いろいろな角度から
見つめないでください

寄りそうだけで
よいのです


見渡せば ....
神様の存在は

哲学的な

透明な

冬の日のかなしみ

午前のひかり

埃くさい言葉たち

その反語たち

神様の存在は

哲学的な

透明な

十一月のから ....
ふたり、
ってなんだろ。

あなたと撮った
ふたりの
写真を見ると

いつも
あなたは
おれの右腕に
ひしっ、と
左腕をからませ
笑っている。

「満面の笑み」
との形容 ....
みなそうだったのよ

誤魔化しに長けた奴を
お洒落さんって
勘違いしてね

マネのマネのマネでも
オリジナルなフリね

♪ウンコチンチンッ

でもまあ
羨ましいよ

 ....
何かに悩み

いくつもの夢を見たけど

それは遠い昔で

今は毎日やってくる

昨日と同じ様な時の流れを

無愛想に過ごしてて

一番なりたくなかった

大人になった

 ....
想い出の包み紙を
一枚一枚はがしては
淋しさに浸っていた

愛をバームクーヘンのように
一枚一枚重ねたけど
甘い砂糖菓子は消えてなくなった

時の砂は
一秒一秒こぼれるから
もう戻 ....
「頑張って」
って、あなたが言う
「どうにかなるよ」
とも、あなたは言う

でもね
そんな気休め、要らないの
その安っぽい笑顔もね
必要ないわ

ね、怒って欲しいの
叱って欲しい ....
今私には娯楽が一つもありません。
間違えました
今私には娯楽が一つしかありません。


それは詩を書くことです。
間違えました
それは詩に似た何かを書くことです。


そして、 ....
あんなに荒れ狂っていた
場所
砂が乾いてゆく

反転し
苦しく水を蹴った足の記憶のまま、踏みしめる
砂にはわたしの
しずかな歩みだけが続いてゆく

高鳴り
呑みこむ夜が病いなら
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ブレスかんな5*08/12/9 19:23
[雨傘]東雲 李葉1*08/12/9 19:08
Übers Licht杠いうれ308/12/9 18:14
やさしくなりたい人へudegeu...008/12/9 16:03
蕾のココロ 2 さくら4*08/12/9 15:28
再界中谷 カイネ108/12/9 15:15
「ピエロ」広川 孝治008/12/9 13:32
衝動。愛心6*08/12/9 12:46
行く年来る年ペポパンプ4*08/12/9 12:45
僕の先の話bucco008/12/9 12:30
クロスロードBOOKEN...108/12/9 9:06
12月たちばなまこ...21*08/12/9 6:47
彼岸で待つ煙と工場108/12/9 6:33
水面草野春心108/12/9 3:13
キスの理由高杉芹香3*08/12/9 3:12
田舎の冬高橋魚1*08/12/9 2:18
F ヶ丘水町綜助708/12/9 1:38
行方/不明kauzak5*08/12/9 1:26
盆地夕景高野川う〜3*08/12/9 0:21
now and then瀬田行生208/12/9 0:11
屑の話し蒼木りん308/12/8 23:51
同心円千波 一也8+*08/12/8 23:34
神様吉岡ペペロ408/12/8 23:31
ふたり草野大悟6*08/12/8 21:00
無題よーかん1+08/12/8 20:41
俺の行き方kuane008/12/8 20:36
砂時計ゆきこ108/12/8 20:19
efforted具壱言108/12/8 19:45
【娯楽 極楽】つむじまがり1*08/12/8 18:56
石畑由紀子12*08/12/8 18:25

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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