灰皿の出前業者が
灰皿で頭をかち割られるという事件が起きて
かち割られた頭の中から
灰皿がこぼれ出してきて
それを受け取るのに灰皿が必要になり
灰皿で溢れた灰皿を灰皿業者が処分しに灰皿に乗っ ....
きみ、あしたはどこいくの
そうきいたら
とうきょう、ってこたえたんだ

ぼく、あしたはどこいくかって
とうきょう、ってこたえるよ
だってここが、とうきょうだから


もし、その  ....
強引なわりに
照れ屋さんで‥

甘えん坊なくせに
強がってしまう君‥


『たまには素直に
 甘えていいんだよ』


‥なんて
言わないよ


強がる君が
大好きだ ....
北風に煽られる葉っぱ
くるりくるり 空に舞う
同じように私の気持ち
くるりくるり 天に踊る

嗚呼、私の心よ
なぜに そは愚かなのか
なぜに そは学ぼうとせぬのか
それを人は傲慢と言う ....
何もかもに祝福されて生きている、朗らかな笑顔で
これからもずっと、美しい絵を描いて。


答えなど忘れてしまうといい
君を彩るすべてを裏切らないために


どうか




傷 ....
 
ここで暮らしていたことが
夢のよう
いつかそうなる日が
来るとわかっていたから

やさしさは
やさしさでしかないことも
知っていたから
ただ祈るしかなくて
今も祈ることしかでき ....
すきっていってよ、ねえ
なんでだまってるの、
ねえ
きらいだなんていわないでよ
うそでもいいから、すきっていってよ


*


さびしくなってぼくはひとり うちゅうへいくの ....
空色のスモックを着て
如雨露も空色だったから
お空のかみさまになった気分で
プランターに雨を降らせた

ミニチュアの森を作り出す
背丈の小さなこのぐん生が
何という名前を持つのか
お空 ....
絡めた指先を離れない
伸ばしたり縮めたり
輪ゴム

楽しかった四時間
無駄に過ごしたなんて思いたくない
気持ち、若かったから
きっと何かしらの意味があった
そう思いたい

たぶんこ ....
子供を可愛いと思うこと
物を大切にすること
生き物を大切にする事
人の幸せを望む事

相手に敬意を払い
個人を尊重する事。
気持ちを確認して
話をよく聞きだす事。

人の下に立ち
 ....
お母さんは夕餉の支度
子どもがまとわりつく
『お母さん抱っこ』

お母さんは無視して支度を続ける
子どもが繰り返す
『お母さん抱っこ』

「お母さん何しているかわからない?」
子ども ....
海辺のテラスでページがなびく
カプチーノがテーブルクロスの白さに
苦い 指のまわりに 未来を 
しっとりと抱いて重ねた砂糖

ショートケーキが運ばれてくる
そこに フォークを刺すと 汁がつ ....
ああ、よかった、と思えることに

ありがとう、と伝えたい

そう伝えられることを、伝えたい


スヌーピーの顔してた

おれと交わったあと

そうだ、あいつ

スヌーピーの顔 ....
夫のカノジョは夫の同僚だった

若くてきれいな女なら

わたしこんなに苦しくなかった

夫が恋をしたのは

働くお母さん

だからこんなにわたし苦しい


新聞にあった人生相 ....
うつろだ

世界を壊そうとする者よ

ふうせん

痛いようなふりをした

しあわせって

たとえばきのうの今頃

しあわせって

今みたいな

かなしみのなかった頃
 ....
ゆるやかな時間が流れてゆく
今朝は、雪が降っていた
今夜も、雪が降っているかもしれない
この部屋は、暖房がききすぎていて
ちっとも寒くないから
ひとりなのが、うそみたいで
  
  
 ....
洋館内を歩く旅人の僕は 
黒い机上に置かれた
「ソクラテスの灯」という彫刻に 
ふと足を止めた 

衣の服を身に纏う男が 
頭を垂れて 
右手にランプの灯をぶら下げながら 
歩いている ....
「TELEPHONE」という黒文字の上に 
小さい金の王冠が描かれた 
ロンドン旧市街の赤い電話ボックスが 
洋館の芝生の庭の木陰にひっそりと立っていた 

硝子のドアをぎぃと開けば 
木 ....
新年の挨拶に

明けましておめでとうございます 今年もよろしくお願いします

は長いから

しんねんは

でいいじゃないか


エコじゃね?
旋毛から
一直線に
舌の根に
落ちる実

深奥にまで
這い進む虫
苦さを感じ
枝上落とすが

また何処かで
自ずと育ち
根が広がり
葉音を鳴らす

床しい小花と
咲 ....
沢山の「さようなら」を蒔きましょう
いつの日か再び御縁が在ったら
笑顔で御迎え致します
愛しています愛して愛して
自分よりも愛しくて(断言、)

振り向かず前を見て下さい
私の事を思い出 ....
おかあさん、を呼ぶときにいつもおかあさんは一りなのだった、いちめんに町風景が広がっていても、こわいのは夜帰る道、たんぼのなかでにゅるにゅる光っているものがあればそれはヤバいからやめり、といわれるのが遅 .... あの日僕らの町に芸能人がやってきて
君のこころが奪われしまうんじゃないかと僕はすごく心配だったんだ
僕はそいつをすごくうらんだんだ
それは林間学校のキャンプファイヤーで
炎に照らされたオレンジ ....
僕は闇で君の姿を考えていた
朝焼けへと流れる波止場 けれど
そこに座ったまま 港の夜が明けていく
うっすらと見えたのは でも 遠くのたき火

跳ねる魚の音がする 
釣り人がたくさんいる 真 ....
目の前に立ちはだかっていた惑いは消え
頭の中で吹き荒れていた風が止んだ
今は怖いくらい静かになった生活に
呆然と足が竦んでいるだけのこと

その後はいかがですか
風邪など引いていませんか
 ....
君を傷つけてしまったかもしれない
僕は反省して
謝りたいんだけど
口を出るのはなぜだか言い訳ばかり

優しさは空を飛ぶ鳥のよう
僕の元にはやって来ない

なにも言わないでくれ

僕 ....
まるで神様じゃん
思いどおりで
爆弾きょうれつだし
街ふっとんでるし
人間神様じゃん
も、見てるだけ
ネットで
おとうさん
新年はやっぱり青空だね。
見上げると雪に覆われた町の空は円く晴れ渡り
周縁の雲は黒く山の上に山を重ねて
峰々の隙間から綿アメのような曙光が
白く絡んでいる
首を直角にあお向けた ....
藍色の雲をひいて
女は降下してゆく

ひうひうとした
耳元の音を拾えば
落下であり墜落だが
彼女には
降下と認識される

微笑む猶予すら私にはある

空想のスカートから
プ ....
駅から宿に向かう道の両脇に
悪趣味な電飾に彩られた街路樹が
等間隔に我が身を嘆いていた

不自然に丈の短いスカートを履く
太い足の女達と何度すれ違っても
何を誘っているのか分かりやしない
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
上にぎり灰皿サトタロ2*09/1/3 3:01
東京プラネットゆうと0*09/1/3 1:57
強がる君へ夢月209/1/3 1:04
リフレイン麻生ゆり1*09/1/3 1:00
絵本のささやき水島芳野0*09/1/2 23:39
帰省小川 葉609/1/2 23:22
フェアリーテールゆうと2*09/1/2 22:52
お空のかみさまアヴィ6*09/1/2 20:23
失った物光井 新2*09/1/2 18:18
他人を愛する為にペポパンプ3*09/1/2 17:27
心のごはんハルアキ2*09/1/2 16:36
喫茶店の休日K.SATO009/1/2 15:46
伝えたい吉岡ペペロ209/1/2 15:32
永遠の夫209/1/2 13:27
しあわせ309/1/2 13:20
着信NARUKO109/1/2 12:37
ソクラテスの灯 〜 異人館にて Ⅱ 〜服部 剛209/1/2 10:16
ロンドンの赤い電話ボックス 〜 異人館にて Ⅰ 〜 209/1/2 10:00
しんねんは短角牛209/1/2 3:49
みからみふるみ109/1/2 3:47
さようならAKiHiC...309/1/2 3:03
ひとつずつことばじゃないけどにゅるにゅるれつら109/1/2 3:03
芸能人がやってきたspan209/1/2 2:49
紅ショウガK.SATO1*09/1/2 2:49
その後はいかがですかかのこ209/1/2 2:34
ヤ・ツ・ラspan4*09/1/2 2:33
ふっとばしてるA-292*09/1/2 1:47
元旦に雪を掘るオイタル3*09/1/2 0:35
伽藍ミゼット4*09/1/2 0:31
ミッシング松本 卓也409/1/2 0:26

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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