走る




追う






手を伸ばす








届かない
                  重心がずれて、




 ....
ねぼけまなこのホームには
冬の冷たい風が吹き
踏み切りの音がこだまする
 カン カン カン カン ・・・

すべるように電車が止まり
倒れるように乗り込むと
発車のベルが鳴りひびく
  ....
最近の若い人たちは見境がない気がします
電車の中で糠床をかき回し始めたり
薄型テレビを漬物石の代わりに使ったりして
私が子供の頃にはそんな人はいませんでしたよ
昔は糠で作られた長屋にいくつもの ....
元来た道の向こうから
しまい忘れたママの小言が
今にもやってきそう
そんな空模様

どこかへ行く途中
バスを待っているの

元来た道へのバスは来るのに
どこかへ向かうバスが来 ....
間歇的な音がする
時計の音か
雨滴の音か

寝息の間歇
クレッシェンドする息吹

汗が噴き出
腹も鳴る

起きあがると
もう聞こえなくなる
腹の中のリズム

さぐられずとも ....
無条件で会いたいのに
実はどこにもいなくて
 
切ない星空をわたしは泳ぐ
 
柔らかな月にしがみついて
夜を斬る飛行機
同じ高さで見られるなら
 
君の腕に届け
 
何も考えない ....
両腕を左右いっぱいに広げて 
地上に立つと 
全ての人を{ルビ臓腑=はらわた}が千切れるほどに 
抱き締めたいと思う 
風ノ人が、自らの内にいるのを感じる 
はらはらと千切れゆく
 
はいいろの空のかけら

ひゅうひゅうと

ひょうひょうと

ふきわたる冬の風が
 
ふとだまりこむとき
 
かき消してくれないよ
 
この胸の鼓動 ....
うす水いろの
かぜのように
正月につかれて
病院でねむっている

かわいいひと

もういちど
海のうえで
にっこりと
太陽になろうね

バカボンパパは
一人で旅立つだろうか
それとも
みなを連れて行くだろうか

バカボン一家は
パパについて行くだろうか
ここにいるからいつでも
帰りたくなったら帰って来てと言うだろうか
 ....
断片的な言葉を掴むと
空気がぶるる、と振動する
それは、小さな彼の心臓の鼓動と似ていて
わたしは目一杯だきしめてしまった
 
茜色の夕日が 宇宙に恋をした
その夜に 幽霊たちは消えてしまっ ....
泣こう、
神様がよそ見をしている
そのすきに
 
比較的不幸なんです
退屈なのに困難なんです
悩んでたいんです
 
分類 エゴイスチック 劣等感
 
気持ちは日々進化
気持ちは日 ....
愛してる

一生あたしの傍にいて
あたしの瞳だけを見つめて
いつだって
あたしだけのあなたでいて
Free 全てから
Ugly アヒル
Love の幸せ
Violence は反対

おとなしいのより
ジャジャ馬の方がいい
心を痛めなければ
刺激的

Surprise のある生活 ....
心地よい陽射しを枕に
うたたね

そよ風が運ぶのは
歌の種


耳を澄ませば聞こえる

ほら

今大地が
唄ったね
あられが、地面を屋根を打ってる

その硬く固まった粒を集めて
ナイフのように尖らせて
わたしの心臓を脳を
その純粋な刃先でえぐり
悪しき考えや行動、その源となるものを
取り去 ....
幼稚園のときおれはヒーローだった
椅子取りゲームでは最後まで残り
跳び箱はおれだけが六段まで跳べて
お遊戯会では最後の取りで
三人でやる踊りでセンターを張っていた

小学校のとき ....
いま胸の鼓動が止まったとして
もし北京のチョナワンが
1937年12月14日から始まった南京隊量虐殺に疑問を懐いてしまい
誘われた反日デモのパフォーマンスでの行進の途中に
日章旗とともにあやま ....
あなたさまが踊りたいといって、手をむしりとったので、わたくしはなすがまま、夜の殻にこもったやわらかに静まりかえる街を、ふたりは繋がって抜けてゆくのでした

あなたさまは街の足音たちに針を落とし、と ....
より多くの人に
愛を与えられますように
より多くの人と
共感できますように

温かく
明るく
楽しく
元気良く

身を切り売りして
食べ物を買う
桃源郷を夢見て
身を粉にして ....
指先でそっと
触れるだけじゃ
吐息さえも出ないのに


上辺に見える
透き通った水なら
いくらだってあげる
誰にだってあげる‥


ねぇ
もっと奥まで来てよ

ぐちゃぐ ....
一番星を探す



夕日に隠れた雀が
さえずりながら帰っていく、手のひら

親指から終わるあなたは
小指から始まるわたしの声に
ただ、耳を貸している



紫が雲 ....
いつのまにか 僕は 僕を 殺して
僕じゃない 僕が かわりに笑っていたんだ

いつのまにか そんな 日常が
楽になっちゃって

あの人もこの人もその人も
もしかしたら 君までも
だまし ....
冬の夜小さく光る星の隙間から夕空が落ちて
いたので
拾って
帰りました

夕空はすっかりくたびれてオレンジもすっかり擦り切れて青ざめてまるで
紫の
宵っ張り
みたいです

所々に張 ....
時めく鼓動はやがて白の渦巻
悪魔に一目惚れした 恋の闇
力も無く 日差しもなく 
ただ脳から呼吸が滑り落ちる調子が 俺を襲う

何気なく点した光に 指先焦付き
誰からも 誰かも すべて在り ....
小さく噛み砕いて この脈で 辿り着いたのは
雲の空

味わう瞬間もなく 一筋に凍る

貴方の耳に話がしたい そう希望の中で囁く

言葉を口にする鳥が 決して碧くない空を
泳いでいるのな ....
ろくろ首


それにしてもあなたを待ちすぎました
わたしの断ち切れぬ想いはあの日の
あなたのうしろ姿に縋りついたままで
身体だけが狂おしく軋みながら
いくつもの夜を越えて来たので ....
雲がきれいだったので、
雲がきれい、と紙に書いた

犬が吠えたので、
犬が吠えた、と紙に書いた

わたしは右手にペンを持っていたので、
わたしは右手にペンを持っている、と紙に書いた

 ....
足に土がつかなくて困るな
酩酊すればふわふわ笑って
なんぼかの時間は踊るけど
靴を脱ぐほど馬鹿じゃない
馬鹿になってもいいわけを
しないでいいほど賢くない

蹉跌みたいにあたまには髪
 ....
何だかとってもありがとう
いつも感謝ばっかりしているな

もらった分より2割増しくらいでお返しを
とは思うのだが
どうしていいのか分かんなかったりするのです

そのままでいいって言われる ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
それを青春と呼ぶ哀詩109/1/6 9:30
通勤電車ハルアキ1*09/1/6 3:27
ザ・漬け物サトタロ6*09/1/6 2:41
明るい焦土ミゼット1*09/1/6 1:37
リズムtomtom...009/1/6 1:26
君に届けチェセロロ209/1/6 0:00
風ノ人 服部 剛209/1/5 23:25
冬のしじまに朔 水109/1/5 23:25
かわいいひと草野大悟5*09/1/5 23:24
バガボンド・バカボンズ海里309/1/5 23:21
ゆめゆるこ209/1/5 23:09
倉持 雛409/1/5 23:05
cass109/1/5 22:40
静より動ペポパンプ3*09/1/5 22:15
うたたね桜 葉一309/1/5 21:03
megie109/1/5 20:44
ぐらんぐらん土田509/1/5 19:56
アジアの純嘘009/1/5 19:56
売々009/1/5 19:55
大手を広げてペポパンプ3*09/1/5 19:24
隔靴掻痒夢月109/1/5 18:25
,山中 烏流5*09/1/5 14:51
ウデラコウ4*09/1/5 14:46
ある夜の話プル式4*09/1/5 14:43
黄末魔 寿十二支蝶009/1/5 14:05
焔の園009/1/5 13:59
百鬼夜行詩 <1>nonya15+*09/1/5 13:26
とんぼ109/1/5 13:03
メシもうまく食えないれつら1*09/1/5 10:20
振り子は止まらないBOOKEN...1*09/1/5 10:19

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