13
皮をぬぎすてて
肉をぬぎすてて
骨をぬぎすてて
骨髄をすすって
神経にすがって
意味をなくして
繊毛でふれあう
何でもないから
何でもいいのですよ

14
なんだか馬鹿臭 ....
1
野良犬のまねをしてみたかったんだ
ポリバケツをひっくり返して
生ものをむさぼる
野良犬のまねをしてみたかったんだ
枝と枝のすき間から
耳をおさえながら
牙を剥きだしにしている
けも ....
何かをしたい
でも何もしたくない
意味もない焦燥に
振り回されるなんて御免だ

雪降るなかを歩いてゆこう
風吹くほうへ走ってゆこう
ゴールはどこにだってない
だからこそ僕等はゆくんだ
 ....
私は何ゆえ呼吸しているのかと
問おうか

五臓六腑が絶妙な血のめぐりで
働いていると見たなら

この魂は聖なる肉体に運ばれながら
喜怒哀楽を繰り返しつつも
まなざしを対象へ向けている
 ....
人は強欲だ。相手も人間なのにモノのように「手に入れた」と思ってしまう



自分が好きな分だけ
相手も好きを返すべき
なんて
そんな考えは
手放した方がいい


相手を自分の ....
oh  oh  oh…
長い雨が続いている
oh  oh  oh…
長い雨が続いている

こころのなかはどしゃぶりさ

oh  oh  oh…
長い雨が続いている
oh  oh  o ....
この浜辺


またここへきてしまった
自分をはげましに
この浜辺へきてしまった
君の言ったことをここで思い出してみよう
でも
さよならじゃないんだね
もうすこし時間をかければいいんだ ....
ある休日の朝
久々に公園へ散歩に行った
公園ではたくさんの子どもが遊んでいる

砂場で遊ぶ3人の男の子は
青色のシャベルを使って
一生懸命にあなを掘っている
お城をつくったり
トンネル ....
   冬

新緑の匂いなど知らない
今は深く眠るだけだという

獣たちの叫び声を閉じ込め
風の白い息だけが聞こえてくる

妖精のように踊っていた水
山々に見つめられても
厚い衣の下 ....
欲しかったのはこのテンションだ。
やっと見つけたんだ。このトビラをさ。
繋がりは時に煩わしさを伴うけれど、それと引き換えにオレは奪い取る。
仮面は結局ほつれて行くけれど、最後に素顔を見せなけ ....
岐阜市の金華山
標高328.9メートル
頂上にはお城もあるよ
囲いの中に栗鼠もいるよ

ロープウェイもあるけれど
健脚コースは結構きついよ
ぼくはもう不惑のおっさんで
ちょっと無理かも ....
夜半過ぎに雨は降った
大地は黒く浸透されて しっとりと
朝の目覚めに清涼な大気があり
吸う息 吐く息は冷たい湿潤を
血の通う暖かな肺腑と交換する

私の知らない夜
夢の潮に委ねた聖なる夜 ....
 

なんていうか恋をしていたりしなかったり。
ぎゃふん、ってゆう口癖。
それをわらう
きみの声が誘惑するからこうやってぼくが疲れる。

久しぶりのきみがやけに素直にぼくの名前を ....
たくさんのものを捨ててしまいました
あなたを追いかけるためにたくさん捨ててしまいました
でも、惜しくはありません
私の一番はあなたなのですから

胸にあるのはたった一つあなたへの恋の炎だけで ....
お風呂を掃除した
世の中は進み、合成科学スポンジがついた
お風呂場洗いが百円で買える

働き者だったはずの中身を置き去りに 
先に外機能が死亡したお風呂のスプレー洗剤 
さようなら

 ....
昔の友人と長い話をした夜
帰りつきアパートのドアを開けると
一面に緑の草原が広がっていた
いつかのグラウンドのような匂いがして
至る所に
なんだかよく分からないものが転がっている
友人との ....
よるになると

いつも思い出す



嫌なこと

辛いこと



よるになって

じっくり考える時間になるときに限って

そーいうことばかり

思い出す

 ....
路傍のケーキのひしゃげるタイム
まるでぶれる分離機ね
言うべきことはなにもないわ
聞きたいことももちろんなくって
産み落とすだけの庭の鳥に
私はなりたい
寒い冬の日
凍った池の前で
あなたと二人
過ごしていた

言葉もなく
音もなく
赤色や黄色や茶色の
葉に敷き詰められた水面を
私たちは見続けていた

陽の光が緩やかに傾きかけた頃 ....
ご飯 と パン
山 と 川
過去 と 未来

交わることを知らない 2つのものが
手を繋ぎ会えたらいいのに 
白 と 黒

私の知らない時代、絵の具は白ばっかり
黒はたくさんあったの ....
青空は
レオタードの
きみの
笑顔をしている
あたしには欲しい言葉がある

愛してる

とか

宝くじ一等当選です!!

とか

君しかいらない

とか

本当は弱いんだね

とか。



誰もくれないから ....
ここは電子が積もってできた海です
僕はもうずっと長い間
女の子のアルミのような髪の毛に
終わりかけの夕暮れが映るのを
見ています
それはなんだか
シベリアの雪より南極の氷より
 ....
細かい砂つぶてを一身に受け続けるような目覚め
ちぎれる呼吸を統制しようともがきながら
窓の外に君臨する朝日の純潔さに
どうしようもない恥ずかしさを覚えてしまう始まり
俺の朝は裁きだ ....
だいっ嫌いなひとと別れられる日は
いつだろう

声は雑音にしか聴こえなくて
胸がざわざわしてくる
目を合わせたくない
顔も見たくない

わたしの視界に入ってこないでほしい
だいっ嫌い ....
ぼくは少年のころ
特別な存在だった
月光が家の前の袋小路を照らすころに
宇宙から迎えの使者がくるはずだった

トイレの中の窓がまぶしく光る夜
ぼくは何事かと小窓をあける
袋小路に円筒の光 ....
もしもし、

ぼくは 周囲の人たちの期待に応えて構成された 架空の存在です
だから あまり難しいことを話しかけないでください

ぼくは 食事と排泄と睡眠と性交にしか興味がありません
だから ....
 

 飛び込んでいいかい?圧死する芥虫は誰かの靴底で汚れない月を羨む。待ち焦がれるのには飽きたのだ、もう惑う時間すら残されていないなら高く飛ぶ方法を考えろ。砕けた硝子の消えてしまいそうな傷跡が残 ....
アタシたち、決して

一つになれなくて

二人の心を繋ぐ糸

三度途切れてしまっても

四色の季節が巡るなら

五年先君との未来、きっと遠くない
ここを拠点に働いていると

はじめて話をする他県の方から

かならずあのことを聞かれてしまう

住民どうしだと

傷を見てしまうのが怖くて

あのことは聞かない

はじめて話を ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
詩片H Ⅱ[group]土田209/1/19 17:58
詩片H Ⅰ[group]109/1/19 17:58
焦燥感桜木 ハル009/1/19 17:38
電子の海アハウ209/1/19 16:53
(悪)209/1/19 16:19
oh井上尚人0*09/1/19 15:59
この浜辺0*09/1/19 15:49
子どもの視点桜 葉一209/1/19 15:36
遠い呼び声/冬    月夜見・乱太郎乱太郎10*09/1/19 13:37
スローライフBOOKEN...1*09/1/19 13:10
金華山の頂きにじゅらいち009/1/19 11:32
夜の雨アハウ209/1/19 8:02
一ヶ月の距離を哀詩009/1/19 7:43
幼い恋akane209/1/19 3:18
さようなら智哉009/1/19 2:17
消費者たち8*09/1/19 1:41
よる珠羅009/1/18 23:39
ショートケイクス詩集ただよう109/1/18 23:33
沈黙sekka309/1/18 23:26
ふたつとわ109/1/18 23:06
顕微受精草野大悟1*09/1/18 22:57
愛の無い部屋の隅でローザ209/1/18 22:37
スプーン一杯ぶんの女の子のロボットアヅサ5*09/1/18 22:28
執行猶予ホロウ・シカ...1*09/1/18 21:53
だいっ嫌いなひと蒼木りん209/1/18 21:46
白い風船殿岡秀秋309/1/18 21:24
深夜の電話いねむり猫009/1/18 20:51
轢死は性干渉に似た味を帯びて雨を乞う2*09/1/18 19:17
一つ、二つリヤ009/1/18 18:27
震災について吉岡ペペロ409/1/18 18:09

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