冬のノラをつきつめていくと死んでしまいそうだ

なぜノラなのか
なぜノラのままでいるのか
なぜ独りなのか
なぜそうして自販機の陰にうずくまっているのか
なぜ震えながら動かないのか
なぜ耐 ....
流れる水
春の小川のように
小石の上を巌の側を
枯木の下やコケクサを潜りながら


人も流れる
せめて沈まぬように浅く
セイダクを揺れる木の葉のように
運ばれる水の行方


遠 ....
短いスカート 駄目
茶髪 駄目
この靴は 駄目
この靴下の色 駄目

ダサイから 違反しよう

太陽の光に浴びせてまで髪の色はかる先生

明日違反したらあなたはクビです

死刑で ....
戦争?

ふつうに人殺してる
ふつうにふつうの人がふつうの人を殺してる

罪ですか?
苦しいですか?
何を守ってるのですか?

人を殺して楽しいのね
人に生まれてはいけないよ

 ....
あらゆる食物連鎖は美しい
風 吹く遠視のサバンナで
息 潜め獲物を狙う
豹の爪は忍

一瞬 筋肉の爆発だ
ガゼルの柔らかな肌に
鋭利な刃物は 
爪が食い込み
喉笛は鋭い牙で刺し込まれ ....
 明日の朝一のサプライズを準備していたら遅くなってしまった。その甲斐もあって机の中の仕込みはばっちりだ、驚く顔が目に浮かぶ。
 教室を出ると、職員室の方に先生達の気配がある位で、校内にはもう殆ど人が ....
 

野菜スープを
朝食と同じように,出す
雨は止み、妻帰り来る
夕食時

木曜日は絵を描く日
薔薇を四輪
妻にはまだ見せぬ
二人で外へ、傘をさす

雨の木曜日
木曜島という ....
裏路地で
出会ったのは
脚を止めたからだ
彼の躰
見つめたら
急に止まったからだ

濁った空気 
曇り空みたい
彼が灰色だからだ
その身体
彼が自分で
愛さないからだ

何 ....
僕が女になっても好きでいてくれますか
女に生まれていても 好きになってくれましたか
姉に生まれていても 好きになってくれましたか

僕の肌が黒くなっても好きでいてくれますか
日本人じゃなくて ....
ガッツ

とてもブルーな気持ちになった時は
自分の中の心に問い掛けているんだ
ガッツ
ただそれだけさ
皆がいうほど自分は惨めじゃないさ
昨日より今日 今日より明日と
自分の心を磨いて  ....
かたことと鍋のふたが鳴る
火を弱めて中を覗けば
綺麗に透き通った大根がくつくつ
湯気に顔が火照る


昨日の雨はすっかりあがり
太陽が柔らかく照らす
洗濯物がはたはたと
光を吸い込み ....
あれは年老いたアメリカの、深い霧、僕はそこで撃ち殺された
あれは新しい恋人ができた、夜の、僕は彼女の街に埋もれた
あれは地下街の、アラバマ、というバーだった
あれは指先が濡れていた、ねぇジュード ....
もう忘れてる。
さっき考えてたコトなのに、とても大事なコトのはずなのに、もう思い出せないでいる。

それ程ダメージはでかくはない。
おバカの特権だ。
引き換えに何を失くしたのかはアトから ....
明日に嫌われる魔法があれば

まだここに居られるかな

言い訳が効かない夜

笑われないよう必死で

何度も口づけを交わして
黎明 明ける前は
そぼ降る冷たい雨
君 眠る寝間に
楽土の夢 送る


輝く海
風に思い溢れ
見晴らす海岸線
遠く開くだろう海路


忘れられた海辺に
浜昼顔の群生して
海 ....
仲違いをした日の夜には静かなキッチンで蝋燭に火を灯してしりとりをしましょうよ
私がまずあなたへ語りかけるの
「あなたはまるでタロットカードの太陽神のように輝いているわ」
「わからないな、 ....
黒のピタピタ革パンツをはいたDJが
上半身を晒して今晩も
自らをスクラッチ
髪を振り乱す彼を支えるウォーターベッドの
中身ウォーターではなくイクラ
オーディエンスの一部は既に鮭化し
口開け ....
ウンクソはウンクソと同じ意味
とか要らね
っつーか
興味ね
異音同義とか
異口同音とかみてえな
四文字熟語って意味的に
わかんね

ワールドデリシャスとかよく
わかんねえけど
そ ....
{引用=みんなてき}

そう思っていた時期があった

へらへらと笑っている

鏡に映る自分さえも



{引用=みんなてき}


解りあえることなんてない

あなたとは違 ....
村が息を吹き返すと
私は息苦しくなりますと
一人の少女が伝えた

議長である村長と
ひそひそと話をした後の
商店街のリーダーの視線と
校長先生の視線が交わる

君はもういいからと言わ ....
今日 久々に土に触り

緑の小さき者どもの生を
存分に絶った


空は嘆きの色に濁り

風は嫌悪の温度で吹きつけ

湿度だけはむんむんと
汗を滴らせた



これはとんだ ....
或いはそれ以上、
言葉が通じる人間が
存在しても

言語がどんなに発達しても

完璧に、完全に、
理解し合えることなど、ない







今日満腹でも
明 ....
需要と供給の成り立った関係が嫌で
[無償の愛]なんて難しい言葉を使って誘ってみたけれど
やはり誘いには応じてくれなかった

いつも通りのデートをして
溢れるものをバレないように隠して
さよ ....
今、ラスベガスのネオンを浴びている亀と話している。
その亀は、世界を旅した経験があるって自慢した、
近くのカジノで勝った、気前のいいおじさんは、イタリア語でお裾分けだと言い、自慢話をしている亀に ....
雷に打たれて俺
鎖は手
地面にた俺
無視に食われ
醜い素形であるが
偏なところから
新しい目が芽吹き
光を目指し伸び
形こそ不完全だが
どうにか息ている
その不敢然さは
生き残り ....
おやすみなさい

ねないけど

おはよう

余裕ないけど

今友達といる

嘘だけど

好きだよ

たぶんそれは本当

で ....
雪の中に埋めたのは
秋に散った
桜の葉っぱ

雪の中に埋めたのは
頑なになった
感情の石ころ

雪の中に埋めたのは
大きな白菜
真っ白な大根

雪の中に埋めたのは
恋焦がれる ....
この腕を
手の甲を濡らす
その小さな小さな
水の粒が
あの天の高いところから
やってきたと
果てない空の
人知れない旅路を思い
 ....
ある土地
最も重要な事件の起きた土地であり
最も重要な時間が流れた
ある土地の名

ある時代
名の付いた時代
不幸と幸福が仲良く住み着いた
誰もが知る時代

貧血の草茫々と黒い家並 ....
「アメハキライデスカ」
空は悲しげに
「アメハキライデス」
しかめっ面が濡れた歩道を駆け抜ける

「アメハキライデスカ」
空は悲しげに
「アメハキライデス」
硬い路面はいよいよ黒く
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
冬のノラ長元坊1*09/1/23 18:10
スイリュウsya009/1/23 18:02
校則こうこ109/1/23 17:16
戦争009/1/23 17:07
あらゆる食物連鎖は美しいアハウ309/1/23 16:49
名前の無い少女光井 新7*09/1/23 16:40
雨の木曜日生田 稔909/1/23 15:21
裏路地からだラプソディ氷魚0*09/1/23 14:51
?北大路京介32*09/1/23 14:23
ガッツ井上尚人0*09/1/23 12:40
風景描写あ。3*09/1/23 12:24
死んだ弟のうたk.ジロウ209/1/23 12:16
Little By LittleBOOKEN...5*09/1/23 10:29
sweets衿野果歩009/1/23 10:16
黎明アハウ209/1/23 8:09
「愛について語り合いましょうよ」くま出没109/1/23 5:13
グリグリズリーサトタロ009/1/23 2:44
ワールド構造009/1/23 2:37
みんなてき3*09/1/23 1:09
itai木屋 亞万0*09/1/23 0:49
草むしりローザ009/1/23 0:37
一億人、(悪)009/1/23 0:18
あなた水城 徹109/1/22 23:16
ネオンと亀つぐこ8+09/1/22 22:33
すぐれた木々ふるる3*09/1/22 22:14
メールこうこ409/1/22 21:31
雪の中に埋めたのは小原あき6*09/1/22 19:26
アヴィ4*09/1/22 18:33
腐臭のする物音阿弥花三郎009/1/22 18:28
雨の居場所長元坊1*09/1/22 18:22

Home 戻る 最新へ 次へ
3861 3862 3863 3864 3865 3866 3867 3868 3869 3870 3871 3872 3873 3874 3875 3876 3877 3878 3879 3880 3881 3882 3883 3884 3885 3886 3887 3888 3889 3890 3891 3892 3893 3894 3895 3896 3897 3898 3899 3900 3901 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.1sec.