24時間をベッドの中で過ごそう
ジョンとヨーコの名前なんか出しちゃ駄目だぜ
24時間をベッドの中で過ごそう
羽毛布団に包まれながら
あぁ
最近夢見が悪いのですよ
やたら精神力を削るよう ....
体がぞくっとして、自分のものじゃないような感覚になった。
どうやら私の体にあいつが侵入してきたらしい。
冗談じゃない!あっちへいけ!
抵抗も虚しく体をあいつに明け ....
■黄色と白の中間色に近い色の岬のさびしい聴覚の水道 - 上水道 - 中水道 - 下水道垂直に
■金色に音楽的芸術は淡黄色または淡褐色のテロにより引き起こされる災害を逃げてゆく
■熱情の試み ....
1
恋にはあなたが必要だ
あなたは僕を和ませる
愛にはあなたがかかせない
あなたのために僕は苦しむ
2
あなたがいくつ歳を重ねようと
ぼくはあなたの若い歳しか覚えてい ....
月にいるなんて嘘だけど
月に行きたいとは、おもうのよ
でこぼこの地面の上で
みんなに見られながら、お餅つき。
なんて、素敵じゃない?
寂しいと死ぬなんて嘘だけど
寂しいとは ....
人には、
朝、目が覚めて「あぁ。今日も生きてたのか。」
と残念がるのと
「あぁ。今日も生きてて良かった。」
と喜べるのと
二つの人間しか居らんのさ。
ご飯が美味いか不味いかなんて
食 ....
何も振り返ることのなかった青い空
あの日
穏やかな冬の日差しと
彼女のマフラーと
欠けているものなんて、何もなかった
待ち合わせに遅れる僕
電話をかけながら
必死にあの子の姿を探す
....
人は本来、孤独なものだ。
誰かと繋がることはできないし、
誰かを理解することはできないし、
誰かと一つになることは、できない。
それはもう、ごまかしてもごまかしきれ ....
090130
既刊の本を放り投げ
テーマが古いと諦めた
未完の本が多すぎて
編集室は休む暇もなく
朝から晩まで
缶詰にされた作者たちが
コヨーテのように
....
アルミ箔につつまれた
きみの、その
生命
上手に
愛すことができたなら
よかった
そうしたら
きっと
いらないね、
ぼくは
きっと
いらないね
....
ほどけた右足の靴
キュッと結び直す。
左足のきつさと、右足のきつさ、そのちぐはぐに。
本を読み終える
それに足りないもうひと駅に。
切 ....
いいこと思いついたんだけどさ
まず滅茶苦茶いい詩を書くじゃん?
ポイントが最低でも30くらい付くような。
そんでそれを現代詩フォーラムに投稿するじゃん?
まあ、当然ポイント ....
喉を締める その女の喉を
こうしなければ という切羽詰った感情が俺の手にこもり
喉を視ているが 女の顔は分からない。
胴から下はさらに心許ない。
ちゅうちょは出来ない 始めてしまったものは ....
懺悔をしたいのです
普段は書く事もない漢字ですね
ペン一本で世界を変えてきた私の
言うことですから信じないで下さい
けれどもこれまで嘘をついて来たことを
皆さんに懺悔したいのです
ほん ....
皮さえ剥かず一太刀に
赤く熟れて溢すじゅうすを
舐めては
其処に歯を立てる悦び
落ちた部分の皮を剥き
白く萎びて垂らすじゅうすを
絞っては
紫かけ ....
家路いそぐわたし
まとわる猫
とことこわたし
ひらりひらり
誘う猫
あれれ
誘いのっちゃったわたし
みゃあみゃあ
甘えじょうず猫
なでられたい猫
愛でたいわたし
....
ヘルシーな雨上がり
放牧地では羊たちが虚ろな目をして赤い紙を食んでいる
牧羊犬は発情して走り狂っていて
牧童は掘っ立て小屋のなかで下半身はだかのまま既に死んでいる
天使の梯子を伝って天から
....
モーツァルト奏でられるスナック
ママは上客を送りに下までおりていた
カウンターでは百合が匂っている
わたくしは聴いていた
花の匂いを
モーツァルトの調べを
宇宙 ....
いざ剣を手に 立ち上がれ
酒場で潰れたオヤジでも
二本足で跳びはねろ
バッヂが何だと跳びはねろ
過去へ未来へ跳びはねろ
ともに誓ったその想い
ともに戦うその絆
勇者の墓で剣を掲げ
....
ふたりで羊羹に入ろう
思い立って三軒目のコンビニで見つけた
消しゴムふたつぶんくらいの小さな羊羹を
にゅるっと皿の上に出す
安物でいいのかと聞くと
羊羹ならば構わないと言い
ゼリーでは ....
青い青いブルーが僕を追いかけてくる
差し迫る恐怖に僕は何を思うのか、分からない
暗い夜にでもいいから助けて
朝おきると
窓の外
雪がふっている
ふとわたしは
ゆきちゃんのことを思い出す
歯を磨いてるときも
窓の外を見て
ゆきちゃんが
ふっている
と呟く
ゆきちゃんってだ ....
今まで何とも
思わなかったものに
急に惹かれたり
今まで
夢中だったものに
急に飽きたり
まだ未来を知らない
僕の今のこの感情
どう移ろっていくのか
揺るぎな ....
むら雲の輪郭を
指でなぞれば
切りすぎた爪のあいだにも
入り込む冷気
雪のうえに取り残された
林檎のかおりは
まだ風のなかに漂って
わたしを追い立てる
明らんできた外界の
塀のうえに ....
あなたが
行きましょう
と言うときの
頬の上の雪
突然の約束を
忘れても 忘れなくても
あなたは七日
離れてしまう
はじめから許しは無く
自分だけのあ ....
とけ残り雪のオブジェは
暖かい風の作品だろうか
冷たい風だろうか
理里有楽リリック
心占末々
美しい羅列を求めて
袋小路文が伸びてゆく
晩ご飯は
彼方絶海の山椒魚
ここでは
....
炎の浮かんでいる体を知らされていく
ナマコへ君が体の空へ
昔として自分を泳いでいく
希望に果てしなく知っていく
僕へ体は君へ
けれど闇に
しゅわしゅわとしたようになっていく
....
いつも鉄格子で何も考えていない僕だった
知っている雪の
犬たちへ芝に
積もっていくような ラベルで
ハワイを食べた かつてに
今にまざったような僕の
満たされて中のはじけた口の
....
黒板のように冷えた庭に
青い椅子を二つしつらえ
朝の風を呼んで座らせた
そして二人で思い出した
夕暮れの曇った空を映して
川の水がうわごとのように黒くうねっていたこと
雪の木肌から生ま ....
その通りには
あたらしいカフェーができていて
まだ知らない店の中で
まだ知らない
手紙の返事を書くことにした
手紙の主は誰か
わたしがいつか
書いた手紙を読んで
書いてくれた ....
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