小さくて


弱くて


冷たくて


すぐ消えてしまいそう君



だから、ぼくが


ずっと傍にいる

ずっとずっと
抱きしめてあげる


その ....
さっきまでの時間も迷いも過ちも、
嘘だったかのような朝がくる。

嘘だったなんて思わないから。

だから、感じさせて。


こうやって始まっていくんだ。
こうやって続い ....
ありのままに
よごれていけたら、いいね

きっと、
すべてを
にくめぬように
そまればいい、
ただ

たとえ
だれかが
よごれ、とよんでも
それはかならず
うつくしい ....
ひとりが
ふたりになっていくのがわかる

噛み合っていた歯が抜けていく
背中が剥がれて
一分が長い

あなたはあなたと会話する
わたしはあなたを盗み見る
ひとりがふたりになっていく
 ....
すかすかで
ふっとんだ、ヨタ
しょっぱい木霊がかえる空気より
真空の宇宙のほうがいい
なにもかにもが
ちりぢりと
ぶちまけられて
なんにもどれも
だれもかれも
ひとつたりとも帰ってこ ....
あふれる涙
こぼれないように
空を見上げたはずなのに
見上げた拍子に

 ぽろ ぽろ

両目から一粒ずつ
無色の涙は
夕日の朱色に染まって
こぼれた

目深にかぶった帽子
さ ....
堅い梢から
白い気泡がぷつぷつと生まれて
二月の空に立ちのぼる

それは
君の唇からもれる
小さな温度に似ていて
僕の尾ひれを
とくん、と春へかたむける

ふらりと現れて
はな先 ....
真っ赤な空ならどうだろう

雲の白さに

焦がれ果て

そこに救いがあるように

そこに聖母が御座すように
こおり
あたたかい
しらない
あたたかい
わからない
みんなつめたい
ならんでつめたい

あたたかいって
なに.



やさしい そのて
さわらせて
やさしい 、こと ....
徹底的に
噛み合わない理論の中で
妥協することでしか
お互いを認め合えない



惰性でのみ動く
それはまるで
一緒にいることが
義務ですとでも
言い聞かすように
歯を ....
十時半に出社をしたら
牛乳売場はガタガタで
パートさん達は僕がいなかった穴を埋めようと
忙しなく作業を続けていた

慌てて手直しにかかったけれど
焦って商品の場所が思い出せない
まるごと ....
夜空から君は見下ろしていた、きみのマシンときみの身体が旋回し、
正確な軌跡を描いて飛び散るのを:
きみは悔しかっただろうか、それとも、ほっとしただろうか?
きみは、いつものようにぼくらに笑いかけ ....
 小学生の太陽は何故明るいのか
 赤ちゃんの記憶は
 何処?
 僕たちの創作物が悪霊や怨念を
 改心させることはあるのか
 ちっぽけな思いつきは何処からやってきたの?
 海の水 ....
浅瀬の悔恨
波打ち際の羞恥
足もとの砂をさらってゆく喪失という名の波

これ以上 
ぼくをなぶって何とする
これ以上 
ぼくをあざけり何とする
 一枚のページを捲るように
 何も描かれていない物語を
 歩んではいないだろうか
 例えそれがつらいことでも
 笑っていけるのはないだろうか
 もしかしたら
 ほんの僅かな記憶を頼りに
 ....
 
存在しない
姉について思う

父が父であるとき
母が母であるとき
姉はどこにも存在しない

ある日子供が生まれた
ある家で
そこはわたしたちの家
わたしはそこに
存在しない ....
俺は頭がおかしい
俺は頭がおかしい
俺は頭がおかしい
俺は頭がおかしい
俺は頭がおかしい
俺は頭がおかしい
俺は頭がおかしい
俺は頭がおかしい
俺は頭がおかしい
俺は頭がおかしい
 ....
切れ切れの落ち葉は切ない
道の脇に沈みこんで
自分がどこから来てどこに行くのか
道行く人にかさかさと問いかける
けれど誰もその葉が何の葉であるかを知らない

女は三輪車に乗る子どもを道で遊 ....
母さん
今日僕は
洗濯板の下に
すごいもみあげを見つけました
ふさふさとした
最近めっきり見かけなくなった
天然ものです
しかも
もみあげをかき分けてみると
中に子もみあげもいました ....
結べ=
χを求めて
∀を×て解き明かせ
感じる¬理屈
で進め!
人生=問題だから
∴∀を×て解き明かせ
∵それが運命だ〜
∵そこに謎が∃〜
∵それが人生だ〜
∴∀のχを求めて
∀ ....
めをさますよ

ぼくたちの ひめが

さぁ すべてのものに いろをそえて

ひめの めざめを しゅくふくしよう

なかないで うつくしいひと

もう こわいものは さったから

 ....
気象予報士がテレビの中で

「明日は曇りのち愛が降るでしょう」

と言っていた。

僕は雨の聞き違いだと思ったのだが、キッチンで晩御飯を作っていたお母さんが

「あら、愛が降る ....
 
細く伸びた指先に
今にも落ちそうな葉を
一枚残し
風に揺られて
誰かを待っている

灯りが消え
閉まる店の扉から
葉が一枚
駈けるように
夜空に舞い上がると

今あらわれ ....
冬の乾いた空に、雲は一つもなかった。名鉄一ノ宮駅から商店街へ向けて歩く。
昼に近い時間。人の往来はわずかだ。
日本の人口は、東京、大阪、名古屋の三大都市に集中している。
名古屋ではない、ここもま ....
ナゾベームが行く、原初のジャングル闊達に4つの鼻で踏み越えて。

気候は熱帯、場所は・・・いづこだったか、今は雨季でとにかく蒸し
暑い。湿った空気にナゾベームの嗅覚もますます冴え渡り、その歩姿 ....
先駆けの詩人を

感じて

先駆けの詩人を

見つめて


私は

何がしたいのだろうと

何を伝えたいのだろうと

考える


先駆けの詩人が

私たちに ....
「主はガリラヤへ往かれた」★

牧師はそう言って口を結んだ:
教会で行われた簡素なお葬式、
ぼくは、ほかの会葬者のまねをして、一輪の花を柩の上に置いた;
それが、きみとぼくの別れのすべてだっ ....
キーを回すと漫画となって動き出す

空間なんか細切れだ
進む先には短針の裏側が落ちている

そのスピードで世界を巻き込み
流れる枯れ草の天井を掴み取れ

右足で踏み込め
県道を離陸す ....
          090205




祐乗、光乗、宗乗、三作の三所物
カラマンダーのかけ声に
驚いた振りをすると
乾いた金明竹が笑いかけるので
知らない振りをして
姿勢を正す
 ....
広場ではカーニバルの真っ最中。
となりのマンションの窓からは
ヨカナーンの首の実証見聞がオコナワレテイルノガミエル。
そう、カーニバルの最中ほど淫猥な儀式が似合うときなんてありはしないのだ。
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
雪と君柚葵209/2/6 17:32
朝。まきちぇり209/2/6 17:29
ありのままに千波 一也21*09/2/6 14:04
たしかめる伊月りさ3*09/2/6 12:51
ふっとんだ、ヨタ構造609/2/6 12:44
涙の夕立百瀬朝子3*09/2/6 11:52
置き文佐野権太26*09/2/6 11:37
榛原花那1*09/2/6 11:06
唐草フウ8*09/2/6 10:25
んー、(悪)209/2/6 8:58
十時半に出社をしたら…[group]1486 1...3*09/2/6 8:46
別れ・2 Giton0*09/2/6 8:42
宿題ヨルノテガム5*09/2/6 6:54
去年(こぞ)の海音阿弥花三郎009/2/6 6:21
明日へdoon009/2/6 5:47
葉女小川 葉209/2/6 5:05
新日本昔話その1udegeu...209/2/6 3:24
葉女木屋 亞万3*09/2/6 3:12
母さんへサトタロ3*09/2/6 3:09
瀬戸内海0*09/2/6 1:44
めざめウデラコウ2*09/2/6 1:07
アイについて感じたいくつかのこと琉碧 翡翠009/2/6 0:52
葉女小川 葉009/2/6 0:52
一ノ宮駅、午前11時ブライアン209/2/5 23:47
鼻行生物ナゾベームかめたろう109/2/5 23:34
先駆けの詩人をセルフレーム209/2/5 23:25
別れ・1Giton0*09/2/5 23:10
国道しべ109/2/5 22:56
葉女あおば7*09/2/5 22:26
カーニバルAnonym...109/2/5 21:53

Home 戻る 最新へ 次へ
3845 3846 3847 3848 3849 3850 3851 3852 3853 3854 3855 3856 3857 3858 3859 3860 3861 3862 3863 3864 3865 3866 3867 3868 3869 3870 3871 3872 3873 3874 3875 3876 3877 3878 3879 3880 3881 3882 3883 3884 3885 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.93sec.