美しい花には棘がある
花の美しさを妬む心には
棘はないのか?

就寢前にそんな事を考へたが
直ぐに寢入つた
暢気な詩人だ
これは由々しき命題だと云ふのに

美しい花
美しい星
美 ....
 

闇空がとても静かで
星の音さえも聴こえず
一月の息はしろくて
こころには凍る想い出

あどけない罪だというわ
かたちだけ孤りかなしい
夢みがち月はしっとり
甘いうたそっと ....
人戀しさのあまり
無駄ガネを遣ふ
本当は誰も俺の事など
知つちやゐないのに
よおあけおめ(笑)なんて愛想を振りまいて
ライヴハウスの喧騒の
中に獨り
ワインが何とも澁い
舌が痺れる
 ....
一行目が二行目ならば二行目は一行目ではないこれは偽である

二行目が一行目ならば一行目は二行目であるこれは真である

三行目が一行目ならば二行目は二行目であるこれは偽である

四行目を平行 ....
○「マスコミ」
テレビや新聞は正義である
という神話が崩れてきている

○「親先生離れ」
子供たちが
親や先生よりも
SNSを
信じるようになった

○「刑罰制度」
罰では
更 ....
財布の中に右耳を見つけた
最近コインの音ばかりするな
と感じたのはこれだったのか
お金を取り出して
代わりに草原を入れておいた
これでいつでも
風にそよぐ草の様子を
聞くことがで ....
バッハはキリストが復活するまでの受難を描くことで
困難を乗り越える希望を描こうとした
後々の人々もお互いの違いを乗り越え
声を合わせて彼の曲を歌い継いできた
長い年月を経てどれだけの人々が流し ....
カードはカードだ
クレジットカードもその他
いろいろお国によって
多種多機能有るということだ

かるたと花札と百人一首などなど
日本にも前からいろいろあった
仕事に行き詰まったら、どれか ....
誰かの詩を読んでいてふと意識が途切れる
微かな自分の寝息に気づいて少し慌てて瞼を開いた
どうやら座布団の上に座ったまま眠り込んでしまいそうになっていたみたいだ
心なしか頭がズキっと痛くて重い
 ....
 わたしたちの 静かな部屋は 青かった

 ポケットに入れた 痛みたちは つぎの日には
 砂にまぎれ、洗濯機ゆき
 やだなぁ。

 {ルビ溢水=いっすい}を 眼にとかして
 わたした ....
冬ざれた街
物語は化石の路となり
人々は狂った時計に戸惑い
孤独という鉄鎖に縛られ
微笑みは寒空に消えてゆく

あなたの声も届かない
初めて出会った時の切なさも
セピア色に変色した写真 ....
とてー
鼻先から抜ける
夜はこんなに豊かなものを含む
とてー
夜空に浮かぶ1.2.3
うさぎの星座、からだじゅうに散りばめた赤い煌めき
その他アンタレス
あれはサイのからだね、外枠が青く ....
お前は俺の何も知らない

ただ部屋の中にいて
黙って天井をみつめ
物思いに耽るだけだ

俺が他人の便を片付け
便を片付けられ
吐き気が止まらなくて入院し

お前はクレープ食ってる
 ....
僕らは皆んなそれぞれに病んでます
でも、自らが病んでることに
気付けなければ、更に明るむ意識開けなければ
ダメダメ なんじゃね?

ちゃう ん?違うんかい!…〇∬
池袋まで電車で30分の處に住んでゐる
だが東京は嫌ひだ
僕の詩には
Streetはない
あるのはTownだけだ

〈大東京惑ひの末や夜鷹蕎麦 涙次〉
何故なら若い頃から
東京、と云ふと ....
外に出る時は仮面にマント
オレの正体は誰も知らない
家に帰って気づく
マントからはみ出たガーターベルト
誰かに見られていたかもしれない
仮面を外せば
瞳が見えないくらいのつけ睫毛
そんな ....
散歩から帰ってきた母と入れ替わりに私も外へ出た
6時を過ぎたばかりの夕方の空はまだ明るい
スロープ状の坂を下って土手へ降りると
むうっとした草独特の臭いがマスク越しでも鼻についた
手入れもされ ....
裾に吹雪をあしらった
むらのない雲をまとい
忽然と 瞳に降り立った
白き盲者 太陽は
この網膜を滾らせて
まぶたには収まりきらず

毛糸の手袋にくっついた
固い玉状の雪の欠片が
あた ....
https://www.youtube.com/watch?v=D5rDUcWIDcg

境界線の死体の上にベタベタと張られたシール
散乱した呪物の破損具合が叫んでいる明日
君は昨日死体安 ....
室町無頼
 
 
たぐいまれな
情弱の男性は
薄幸の美女と
かくかく歩きを
禁じる
 
表現 表現 表現 表現
なんも伝えることないときこそ
ワックス磨けしてスキルを高め
妄想 ....
トランプはゲームだ
国によって遊び方は
違うということだ

遊びで仕事をしてはいけないが
仕事で遊ぶのことは大事だと言う
新たなゲームも作れるし
メチャクチャなルールでも
試してみない ....
 ちょっとした諍いから

 大きな嵐を巻き起こし

 争いがおきてしまうこともある

 意見の相違では片づけられない

 主義主張の押し付け合い

 自動車を運転していても
 ....
私は捨て台詞なら幾らでも吐ける
だが今後に取つておく事にしやう
死にかけたら詩があつた
身を賭すべきものがあつた
さう云ふ話だ

男子一生の仕事
には、ランボオはしなかつたが(そしてそれ ....
心の底を見つめても、
暗い雪景色をこつこつと歩く旅人の
足音が胸のなかで響いて
コートを前に合わせては
あんまり寂しそうにするので
悲しみがうつるじゃないか

心の底を見つめても、
普 ....
出逢いの中で見つけたものは
優しい笑顔の貴方
いつの頃からか惹かれてく
自分に気付いた私
今 貴方に包まれて
幸せなはずなのに

離れてること会えないことで
こんなに苦しい
二人幸せ ....
私が詩ウタふのは所詮平和の詩ウタだ
だが數知れぬ男根が齧り取られてゐる
それを平和の御世だと云ふなれば、の話

マッチング・アプリの戀
もはや女の實體を相手に
戀の手管を試す騎士道は
廢 ....
○「不安の世紀」
見上げれば
火山灰がどんどん落ちてくる
見下ろせば
地面がぐらぐら揺れている
目を閉じれば
心臓がバクバクする

○「年」
年寄りに年を聞くのはやめてほしい
「も ....
自分はガンダム世代と思っていたけどイスカンダルに行ってちゃんと戻ってきたヤマトって凄くないか?さすが右翼。ふつうの老人はブレーメンの音楽隊員になれるだけでも栄光背負れるのにね

*

http ....
月ものぼらぬ無明の闇よ
壊れし石垣の傍らに
震へる風の
強く弱く啜り泣く

我が子を見ることなしに
戦に赴く愛しきひとは
帰る我が家を忘れたもうや

囁くやうな聲がする

眠れ  ....
お嬢様、温かいお茶を持ってまいりましたわ。

いつもありがとう、ろーら。
今度、またあのお花を見に行きたいわ。

いつも勉強熱心ですねお嬢様は。伝えておきますわ。

久しぶりに思い出した ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ウツクシサ川崎都市狼 ...125/1/19 12:01
しろいうた秋葉竹125/1/19 11:48
わが『ユリシーズ』川崎都市狼 ...125/1/19 10:32
百行詩田中宏輔2*25/1/19 8:50
独り言1.19zenyam...025/1/19 7:50
たもつ025/1/19 7:22
受難曲栗栖真理亜025/1/19 2:02
アメリカントランプ2足立らどみ3*25/1/18 22:34
午睡栗栖真理亜125/1/18 22:15
Overflow(2025.01.09)草野春心125/1/18 21:39
独りレタス3*25/1/18 21:35
グッドナイトハミングよるもと225/1/18 21:32
醜いソネット201225/1/18 20:40
五行歌、ダメダメ ちゃう?(改訂)ひだかたけし325/1/18 19:41
東京川崎都市狼 ...125/1/18 19:06
正体525/1/18 18:41
ウォーキング栗栖真理亜1*25/1/18 17:47
そしてわたしの目はただのみきや225/1/18 17:08
Bondsホロウ・シカ...225/1/18 16:46
室町無頼足立らどみ3*25/1/18 15:39
アメリカントランプイオン325/1/18 12:36
争いと諍い佐白光125/1/18 11:55
都市狼牙を剝く川崎都市狼 ...225/1/18 11:51
守りよるもと2*25/1/18 10:16
故に愛[group]板谷みきょう125/1/18 9:39
齒母神つひに裸身となる川崎都市狼 ...125/1/18 9:30
独り言1.18zenyam...2*25/1/18 6:33
● フラワ枯れたと誰か笑ふ ●足立らどみ3*25/1/18 6:02
兵士は何処へ行った 1番りつ2*25/1/18 3:14
ローラがくるわ陽向(2躯-...325/1/18 2:45

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