[335]ドクダミ五十号[2013 04/11 08:20]☆
最小排気量クラスにスズキは多気筒でと、とんでもないアイデアで臨もうとした。ワンストローク・2サイクルの究極のかたちとして。当時TTレースや国際グランプリでは、爆発回数と軽量の有利から、多くのメーカーが採用したのは無理もなかろう。デルビ。クライドラー。ツェンダップ。ヤマハ。スズキ。ライダーは小柄である事が絶対条件であった。軽量でしかも闘争心とテクニック持ち合わせた彼等を、栄光のチェッカー・フラッグに導く為に、多気筒化をスズキは選んだとしても無理はなかろう。が、失敗だった。あまりに精緻でその上、軽量ではなかった。本末転倒とはこれを言うのだろう。レギュレーション改正と言う、ヨーロッパ的な理不尽で、日本の
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