[140]
六崎杏介
[08/30 09:25]
★3
自分の書いている物、書こうとしている物に怯えて書け無い。
さらに言えば、詩、と言う意識すら喪失気味で、名付けられない事に恐怖や安堵を感じている。
このまま何処かへ消えてゆくんだろうか、それとも誰もいない道の先に産湯と祝福があるんだろうか。
薬物が与えてくれたミューズには、誰が延命の薬をくれるのか。
治らない風邪を引いている気分だ。
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