[619]
佐々宝砂
[2009 03/07 05:51]
☆
私は愛も恋も知らない。
ただあなたにだまされていて。
それがいやだといわない春の朝の
雲はあくまでも風に揺らいで
季節の移り変わりを否定する人は
むなしいおもいを地に投げておわる、
時は啓蟄、
わたしは大地のおもてに出よう。
前
次
戻る
編
削