[203]片野晃司[2023 11/18 22:20]★3
配信ご参加いただきありがとうございます!
連詩は、前の行から対になる言葉を入れて一行ずつ連ねていくという感じでやりました。
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[2023/11/18連詩]
煮干しの永遠
遠い海を見ながら、時間の堆積に身を任せていた。(おぼろん)
山からは絶え間なくさらさらと砂がこぼれ落ちて、(片野)
その砂たちはやがて硬い岩となりかわり、空は見ていたのだ。(おぼろん)
どこからか聞こえてくる囁き声は、(片野)
砂岩はフランソワーズの海を聴こうとしていたただの風に過ぎない(墨晶)
そう思って、言葉を沈黙の糧にしていたのだ。(おぼろん)
鳥が叫びながら空をよぎっていく(片野)
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