[161]……とある蛙[2013 07/24 13:22]
暗示

3 記述的アプローチ
 ?言葉は必ずしも一義的ではなく、その点単純な記号とは異なる。
  同じことを言うのにいろいろな表現の仕方が出来る。
 ?表現上の選択の結果としての文体→
  言葉の選択の結果「ふつう」からずれた選択も可能
  ※「ふつう」からずれるとは意味の範囲の拡張というより
 ?言葉の使われ方の視点のズレではないかと考える
 ?詩で使われる言葉>日常で使われる言葉
  ずれても許される詩の言葉

4 機能的アプローチ
?感情的意味の表現が可能
 ?一つは音韻リズムなど繰り返しによって感情を喚起させる
 ?一つは表現が主として用いられる環境を連想させる。Ex方言、専門用語
 ?内包的記号性→共通認識として→隠喩 

詩学と文化記号論  池上嘉彦著  ちくま書房
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