[136]……とある蛙[2012 06/11 11:40]
読者論は非常に難しいテーマなので余り深入りしなくとも良いとは思います。私自身が考えたのは、単純に詩を余り読まないというか授業以外で読まなかった人の視点が完全に欠落している。それが今の詩でそれを補っているのがはやり歌などの世界ではないかとふと思ったからです。
 古本屋で入手した現代詩手帖の「松本隆の世界」という特集号を読んだとき北川透が馬鹿馬鹿しいくらいくだらない視点でしかも偏見だらけで書いていたので(彼の「私的レトリック入門」や評論集など読んでいたので)ちょっとがっかりしたからです。
 つまるところ、面白い、つまらない、感動したしかいいようのない読者でも良いかという問題(物言わぬ読者ですね)そ
[次のページ]
戻る