[119]……とある蛙[2012 05/13 20:56]☆
能で静的なイメージが発生するようです。
そうであれば奇数音数の組み合わせのリフレーンで展開部 の連で偶数音数のフレーズをいれれば変化を持たせることは可能です。その後、奇数音数の組み合わせを続け最終連の最後の一行を同一音数のリフレーンで落ち着いた終わり方ができます。
岡井さんは奇数音偶数音の音数の組み合わせの効果には言及していませんが、展開部の連で音数律が変わることは吉岡実の「僧侶」でのは音数分析で述べています。
実際どんな音数の組み合わせでも自由口語詩ですのでセオリーってことはないのですが、独断ですが詩による感覚的な美は音楽的なものを考えざるを得ないと思っています。
※よく言葉を並べて絵を描こうとしている詩人もいますがしゃれにもならず感動も覚えず美しくもなくその創作意図が理解できません。ちょっと言い過ぎかも知れませんが(笑)。
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