[317]松岡宮[2010 03/14 15:02]★1
態の非倫理性だけを論う議会
>年金支給額は減額が必至であるという試算は 与野党手を組んで叩き潰して
>若い労働者たちの 権利や幸福は 華麗にスルー
>カビの生えた既得権益を 昔の栄光だけで守る
このあたりも、10年後にはまた違う表現があることでしょう。
「枯れる」ことが予測できる表現は世の中にいくつも生まれますが、
枯れるかもしれないという理由で使わないのも、もったいないことです。
流行語を使うべきでも使わないべきでもなく、そのあたりはバランスでしょうが、
この詩集ではその点でも「攻めて」いるなあと思います。
世の中、言葉で表現できないことも多い、ということは、しばしば指摘されることで、
わたしも言葉での表現の限界に負けてしまうことが多いですが、
この作者には、ぜひ言葉で表現するということの限界まで突き進んで
ほしいと思いました。
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