[50]
ベンジャミン
[2005 05/28 02:35]
★4
あふれかえるコピーに群がるいくつもの孤独は
手近な甘い香りを得ようと躍起になっている
みんな吐いてしまいたい
そうして星を呼吸する
どんなにか美しかった頃の自分を思いながら
一針一針夜を縫う
ぼろぼろの羽でも飛ぼうとする蝶のように
命は我が侭であり
我が侭は淋しさであり
からっぽのグラスには
そんな孤独だけが残ってしまうから
その孤独を消し去る為にいつも床に転がってしまう
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