[115]半知半能[2006 03/12 04:28]★6
しいと言っている
拒否しよう 私には仕事がまだある
私にはまだサバンナがある
沈まぬキオクはもう無いが 私には繋がれないものがある
それでもどうか、と言うアルバイトの眼に、一閃
指を突き刺した ように見せかけて
突き刺したのは、私の骨だ
地平線は未だグレーである つまりそういうことだ
長々と私はいったいなにもなにも明らかではない、まるで
気の違ったモールス信号のようだ
瞬霧の狭間に身を投げ星霜の地平に堕ちるライオンのように
皆 母を思う
また帰ってきた
よ、 そんな一言を発するために
そんな虚言を発するままに
グレーが地平線を染め上げたとしても
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